- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
出版社内容情報
情よりも音楽を優先できるか。仲間を蹴落とす四次審査を終え、残すは五次審査と最終審査のみ。ここからは恋乃も審査に加わり、共に全国ツアーを巡ることになる。
しかし参加者たちは、最後までリハーサルすら通させてもらえず、このままでは全員を落とすことになると告げられる。
何とか糸口を掴もうと縋る長閑に、恋乃は微笑みながら言う。
「まだ気づいてないんだね。わたしずっと……長閑に怒ってるんだよ?」
これはたった一つの椅子を奪い合い、過去と向き合い、己を剥き出しにする――彼女と彼女らだけの物語だ。
【目次】
内容説明
オーディション主催者、恋乃の胸中が明かされる。情よりも音楽を優先できるか。仲間を蹴落とす四次審査を終え、残すは五次審査と最終審査のみ。ここからは恋乃も審査に加わり、共に全国ツアーを巡ることになる。しかし参加者たちは、最後までリハーサルすら通させてもらえず、このままでは全員を落とすことになると告げられる。何とか糸口を掴もうと縋る長閑に、恋乃は微笑みながら言う。「まだ気づいてないんだね。わたしずっと…長閑に怒ってるんだよ?」これはたった一つの椅子を奪い合い、過去と向き合い、己を剥き出しにする―彼女と彼女らだけの物語だ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
20
仲間を蹴落とす四次審査を終え、残すは五次審査と最終審査のみ。共に全国ツアーを巡り実演で最終審査が行われる第2弾。福岡の会場で各1名ずつに絞られ、武道館のガチンコ勝負で最後の1名が勝ち残るルール。しかし恋乃も入って始まったリハーサルは誰もが最後まですら通させてもらえず、このままでは全員を落とすと告げられる参加者たち。それぞれの葛藤を浮き彫りにして激闘を繰り広げた五予選も来るものがありましたけど、持てる力をもってぶつかった先の思わぬ結末には驚かされましたね。これからどう物語を動かしていくのか続巻が楽しみです。2026/07/11
冬野
11
シリーズ第二弾。オーディションが完了したら話が終わるのでは?と思ったけどそういう展開に繋がるのか、なるほど。主催者側の思惑とは別ベクトルで参加者同士の繋がりが生じるのが面白いところ。恋乃は掴みどころがない印象だったけれど、本心を知ったら年齢相応の可愛らしい子だと思った。そして長閑の覚醒があり…悪魔ちゃんの正体に驚きと納得感。武道館ライブの臨場感も良かった。実在の場所が舞台だと違うね。長い序章を終えた今後の展開が楽しみ。立場が反転した長閑と恋乃がバチバチにやり合うとか?のえるの背中のイラスト好き。星:5/52026/07/28
椎名
10
色々と展開が早いがここまでがプロローグという間隔なので二巻までサクサク刊行されたのは正しいなと感じる。正直なところ音楽ものの音楽の部分の描写にそこまで魅力を感じられなかったのだが、余白累のクラシックという作曲者の意図を考えるというルーツから連なる戦い方は非常に面白かった。ラストの引きも長閑のエゴが描かれるとそうなるだろうなというものながら続きが気になってしまう。悔しい。2026/07/13
真白優樹
9
恋乃の全国ライブに同行する五次審査が始まる中、恋乃の長閑に対する思いが明かされる今巻。―――欠けた音を埋め、そこを飛び出し傲慢が溢れ出る。 誰よりも才能がない、と嘯く恋乃の思い。他人に指摘される、長閑の奥底の無自覚な傲慢。それぞれの思いぶつかる中、長閑が決定的な一歩を踏み出す巻であり、衝撃の道のりが始まる巻である。取らなかったその手、見つけた自分だけがやりたい事。やりたい事だけやってはしごを外した長閑、遺された恋乃。果たして対照的な二人はどんな道を歩いていくのか。 次巻も勿論楽しみである。2026/09/09
MoriTomo
7
全国ツアーを巡る残りのオーディション審査が始まり、主催者自身も加わることで、先の読めない波乱の勝負劇に引き込まれました。 衝撃的な発言から突破口を模索する展開や、参加者同士の熱い掛け合いも見どころで、音楽に懸ける情熱が前巻以上に伝わってきます。 専門的な描写が作品に説得力を与える一方、白熱した激闘や感情を揺さぶる展開、キャラクターの魅力を引き立てる描写も見事でした。終盤は怒涛の展開が続き、続きが気になるラストだったので、次巻も楽しみにしています。2026/07/16




