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出版社内容情報
校長不在のキンバリーで異端「律する天の下」の猛攻に対抗する学生たちと学内に残った教師陣。敵も味方も一人また一人と命を散らしていく絶死の戦場でオリバーたち剣花団はそれぞれの持ち場で奮闘を続けていた。「救済」を目指す異端たちの執念を、彼らは命の限りの抵抗でもって食い止める。
続々と奥の手を切る大司祭たち。校舎屋上にて人知を超えて続くセオドールと〈大賢者〉の頂上対決。それら数多の激闘を経て、ついに聖光教団がキンバリー陥落に王手をかける――。
剣術×魔法バトル学園ファンタジー第15弾! 五年生編クライマックスに刮目せよ!!
【目次】
内容説明
校長不在のキンバリーで異端「律する天の下」の猛攻に対抗する学生たちと学内に残った教師陣。敵も味方も一人また一人と命を散らしていく絶死の戦場でオリバーたち剣花団はそれぞれの持ち場で奮闘を続けていた。「救済」を目指す異端たちの執念を、彼らは命の限りの抵抗でもって食い止める。続々と奥の手を切る大司祭たち。校舎屋上にて人知を超えて続くセオドールと〈大賢者〉の頂上対決。それら数多の激闘を経て、ついに聖光教団がキンバリー陥落に王手をかける―。剣術×魔法バトル学園ファンタジー第15弾!五年生編クライマックス!!
著者等紹介
宇野朴人[ウノボクト]
さすらう作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
和尚
27
最高か。 五年生編、キンバリー戦争編いよいよ終結。 先輩方に、五年生、そして後輩達に教師陣。 熱かった、ネタバレ無しと思うとそれだけしか書けないのですけど、ただ熱かった。 失われていくものに、それぞれの想い、矜持、関係性と、ただ物語に浸るしかないひとときでした。2025/09/02
よっち
24
校長不在のキンバリーを襲撃する異端「律する天の下」。その猛攻に学生たちと学内に残った教師陣が、命の限りの抵抗でもって食い止める第15弾。敵も味方も一人また一人と命を散らしていく絶死の戦場、それぞれの持ち場で奮闘を続けるオリバーたち剣花団。それでも続々と奥の手を切る大司祭たち相手に、キンバリー側は苦戦を免れなくて、ついに陥落に王手をかける聖光教団相手に、一歩間違えば誰が死んでもおかしくないギリギリの激闘の中で、これまで育まれてきた絆と壮絶な覚悟、それぞれの生き様が描かれていく展開には言葉もありませんでした。2025/08/09
どんぐり@京都の何処かで
14
異端VSキンバリーのクライマックス。キンバリー学園側はエスメラルダバルディア等主力不在。壮絶極まるセオドールVSファーカーの魔剣戦。エグッ。生徒側主力の剣華団やオルブライト、テレサはどうなるの??最後まで分からない削り合いの今巻でした。エスメラルダもファーカーもセオドールも戦いの行動原理には今は亡きクロエさんがいる様子で。ナナオの剣技が冴えわたる・・魔剣?ネタバレですが。エンリコの最後は一人の教師としてただただかっこよかった。2025/08/13
かなばる
12
面白かった、本当に。勝利はしたものの、甚大な被害を出して、それぞれの大切な人達を失い、生き残った人間も有り様は変わった…。都合のよい、主人公サイドの生き残りがない方が面白い。加えて、狂っていようと教師陣が想像以上に「教師」であり、なんやかんや生徒を導き、守っていた。その姿を見てしまうと、彼らを討ってよいのかと思ってしまう。2025/09/23
鯉一
4
戦争、終結。敵味方ともに犠牲が大きすぎる。トマス。前巻で急にカミラとの関係性が強調されたりして怪しいとは思っていたんだ。スポッターとしての矜持に殉じた最期。オリバー世代のネームド初の戦死者に相応しい、悲しくも気高い死に様だった。リタ。呪詛名という重荷を背負って生まれながら、人間として生きた、生き抜いた日々はあまりに眩しい。目の前で彼女を喪ったガイとテレサの明日はどっちだ。ダヴィド先生、エンリコ先生(二度目)。貴方たちがいたからキンバリーを守り抜くことができた。2025/08/31




