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出版社内容情報
ビブリア古書堂の娘が開く、謎への扉――。
その夏、不在中の両親に代わり、ビブリア古書堂を任された少女。美しい女店主とよく似た顔立ちで、本への好奇心と洞察力も母親譲り。だが異なるのは表情豊かで物怖じしないその性格。特殊な依頼に首を突っ込まぬよう少女の監視役を任された少年は、持ち込まれた古書に秘められた謎を、少女が鮮やかに解き明かしていく姿を目の当たりにする。戦時中ある男を救った『シャーロック・ホームズの饋還』と、残されたいたずら書き。
真夏の鎌倉を駆ける「探偵と助手」の物語が始まる――。
【目次】
プロローグ
第一話 『シャーロック・ホームズの饋還』(岩波文庫)
第二話 森山大道『写真よさようなら』(写真評論社)
第三話 中原中也『山羊の歌』(文圃堂書店)
エピローグ
1 ~ 1件/全1件
- 評価
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
93
まだまだ続いていたのですね。以前の主人公の娘(扉子)がメインとなっています。特に今回は、両親が英国へ行ってしまい店を扉子の同じ高校の1年下級生の訳ありの男子にアルバイトとして手伝ってもらいます。三つの本(「シャーロック・ホームズの帰還」「森山大道「写真よさようなら」」「中原中也「山羊の歌」」)に絡むものでミスリアスな感じがあり楽しめました。2026/04/28
buchipanda3
83
シリーズが始まって15年経ったのだそうだ。本の中での時間も結構経ち、色々と変化したが、物語の雰囲気や本ミステリとしての魅力は相変わらず。今は扉子と恭一郎のコンビ。前のコンビとの違いを味わいながら古書にまつわる謎解きを愉しんだ。ホームズの訳本、そんなに昔から出ていたことに驚き。それほど人気が高かったのか。森山大道による写真集、写真家にとっての呪縛が最後には…。中原中也の詩集、どれだけ多くの人の切ない逸話に寄り添ってきたのだろうか。プロローグの意味ありげな印、登場するだけで緊張が走る人物、まだ謎は残っている。2026/04/25
ぼっちゃん
51
第1話はいたずら書きされた本についてだったが、このいたずら書きの謎の『シャーロック・ホームズの歸還』が良かったかな。残り2話は署名本の話であったが、○○様への為書きが一般人では意味がないが、昔の本で著者と関係が深い人への為書きであればさらに値打ちが出たりするのですね。2026/04/28
糸巻
29
扉子編シリーズ5作目。栞子&大輔が1週間留守にするため、臨時アルバイトを頼まれた虚貝堂店主の孫・樋口恭一郎の視点で始まる。3話収録。店の手伝いというより、扉子のお目付け役みたいな。母親に似て本への好奇心が強いし知識も豊富だけど、まだ高校生という若さと未熟さが感じられたしかに危なっかしい。扉子の叔母も助っ人として登場し3人で本にまつわる謎に立ち向かう。なかなか良いチームプレーであった。2年に1冊の刊行ペースだが来年はアニメ化もされるということなのでどうだろう、新作も早めに出たら嬉しい。 2026/04/30
よっち
26
夏休み。不在の両親に代わりビブリア古書堂を任された篠川扉子。特殊な依頼に首を突っ込まぬよう監視役を任された後輩・樋口恭一郎が振り回される第5弾。栞子と大輔が海外で不在の中、本への好奇心と洞察力も母親譲りで物怖じしない性格の扉子のもとに持ち込まれる、戦時中のある男を救った本、文香の友人の離婚した夫の遺品にあった写真集、中原中也の初版本と一緒に消えた婚約者といった謎。思わぬ因縁の再会も交えながら、若い2人で解き明かすそれぞれの謎の結末はそれぞれ印象深くて良かったですけど、智恵子さんは相変わらずでしたね(苦笑)2026/04/23
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