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出版社内容情報
「あはは……来ちゃいました」
星良と将人の関係を聞いたみずほは、対抗してボーイズバーへ通い始めることに。先に好きになった恋海にも、貢いでる額では星良にも勝てない。でも、どうしても一番になりたくて――。
お出かけの秋なら気になる彼も誘いやすい?おませな由佳が勉強を口実に将人の家に行く中、星良も汐里も初デートに誘って!
互いを意識し始めた彼女たちは、将人への重さが更に加速!!
そしてついに明かされる、恋海が"幼馴染系"である理由――。
「まーくん、なの?」「それは多分、"俺"じゃない……」
5人との関係性の行く先は!? こじれすぎヒロインダービー第4弾!
内容説明
深まる秋と狭まる包囲網、複雑化する多角関係!?「あはは…来ちゃいました」星良と将人の関係を聞いたみずほは、対抗してボーイズバーへ通い始めることに。先に好きになった恋海にも、貢いでいる額では星良にも勝てない。でも、どうしても一番になりたくて―。お出かけの秋なら気になる彼も誘いやすい?おませな由佳が勉強を口実に将人の家に行く中、星良も汐里も初デートに誘って!互いを意識し始めた彼女たちは、将人への重さが更に加速!!そしてついに明かされる、恋海が“幼馴染系”である理由―。「まーくん、なの?」「それは多分、“俺”じゃない…」5人との関係性の行く先は!?こじれすぎヒロインダービー第4弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
27
重い愛を育んできた将人を巡る強力なライバルたちの存在を知ってゆくヒロインたち。かけがえのない存在だからこそさらにその想いを拗らせてゆく第4弾。星良と将人の関係を聞いて対抗してボーイズバーへ通い始めるみずほ。おませな由佳が勉強を口実に将人の家を訪問、星良も汐里も初デートに誘う中、幼馴染系である理由も明らかになっていく恋海。お互いの存在に焦りを募らせて、負けたくないという思いから動き始めた彼女たちでしたけど、一方でライバルたちを思いやる優しさもあって、彼女たちの想いを受け止めた将人の決断が気になるところです。2025/05/12
真白優樹
12
ボーイズバーに通い始めたみずほが星良に諫められたり、汐里と星良とそれぞれ初デートに挑んだりする中、恋海のとある過去が明かされる今巻。―――全てが大切、その思いへの答えを。 流石にもう鈍感ではいられない将人が己の思いに悩む中、みずほも告白をかまし、更には恋海と将人の特別な過去も明かされる巻であり、いよいよ全ての準備は整い始める巻である。優しいだけではきっとダメ、ならばよって立つべきはどちらの世界の価値観か。いよいよ答えを迫られる将人が考え始めたその先、どんな答えを選ぶのか。 次巻も勿論楽しみである。2025/05/13
rotti619
10
恋海とみずほ(JDコンビ)が将人が働くボーイズバーで星良と仲良くなったのを知り、みずほも客として将人にアプローチをしかけるというお話。星良が落ち着いた女性に戻った関係で、若いヒロインほど肉食になる傾向となり、一番若いJCの由佳が一番ハァハァしているのが笑える。男女比1:5という世界観でちょうどヒロイン5人というのが良く出来ていて、修羅場ではなく共存という道を取っているのでギスギスしないのが、読んでいて安心できるようになっている。恐らく次巻でタイトル回収と思われるが、ここまで良い流れなので期待している。2025/05/16
とりにく
6
前回闇が深まりそう〜って思ってたら思ったより各々がちゃんと闇吐き出して光に変換しようとしてる4巻。ついにWebを超えたその先に行ってしまった。主人公が光の塊なので思ったよりちゃんと軟着陸しそうで、まあ最終的にはハッピーエンドになるんやろうなっていう安心感は出始めた。ハッピーエンドは求めるが全員と付き合ってから急に嫉妬で闇を出してほしいタイプのカスなのでそこも楽しみにしています。2025/05/12
ウェステージ
5
まだちょっとダークサイドに片足つっこみかけるけど、自身の想いに真摯に向き合い始めた激重ヒロインズ。覚悟も決まり真っ当にデートしていく様子が描かれ、爽やかなラブコメのようになってまいりました。本作もおそらく佳境、『普通』なんて選べそうもない中どんな結論に行き着くか。次巻も大変楽しみです。2025/05/10