電撃文庫<br> 86-エイティシックスー〈Ep.14〉ペイント・イット・ブラック

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電撃文庫
86-エイティシックスー〈Ep.14〉ペイント・イット・ブラック

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049161847
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

 ギアーデ連邦共和国。そこは日々、旧ギアーデ帝国が開発した無人兵器〈レギオン〉による侵略を受けていた。しかしその攻撃に対し「我ら、世界に誇る正義たらん」の国是のもと、多大な犠牲を払いながらも周辺国に時に手を差し伸べ、時に手を取り、その脅威を退けていたのだった。
 そう――あの日までは。
 全戦線の同時崩壊から間もなく、前線の全兵に告げられた後退禁止の命令と後背に敷設された地雷原。征路を〈レギオン〉に、退路を人の悪意に鎖される在り様は“第86区”と呼ばれた戦場と何一つ変わらなかった。いち早く事態を察知したシンたち機動打撃群は、首都に“軟禁”されているレーナたちの支援のもと、リュストカマー基地を本拠に防衛線を構築。かつての轍は踏むまいと奮戦を続け、きたる〈大君主〉作戦実行の時に向けて、希望の火を灯し続ける。しかし苛烈な猛攻の末、ついに〈レギオン〉の魔の手がシンに及び、機動打撃群はかつてない危機を迎える――!
 Ep.14『ペイント・イット・ブラック』
“悪意で塗りつぶされていく戦場で、俺たちが戦うべき真の敵は――”
 


【目次】

内容説明

全戦線の同時崩壊により、前線の兵は征路を〈レギオン〉に、退路を人の悪意に鎖された。その在り様は“第86区”と呼ばれた戦場と何一つ変わらなかった。事態を察知したシンたち機動打撃群は、首都に“軟禁”されているレーナたちの支援でリュストカマー基地に防衛線を構築。かつての轍は踏むまいと奮戦を続ける。無理に笑って。飲み下せない感情に歯を食いしばって。希望を、灯して…しかし〈レギオン〉の魔の手がシンに及んだことで、彼らはかつてない危機を迎え―!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

27
全戦線の同時崩壊から間もなく、前線の全兵に告げられた後退禁止の命令と後背に敷設された地雷原。悪意で塗りつぶされていく戦場に直面する第14弾。征路を〈レギオン〉に、退路を人の悪意に遮断される状況をいち早く察知して、首都に軟禁されたレーナたちの支援のもと、リュストカマー基地に防衛線を構築するシンたち機動打撃群。苛烈な猛攻の末、ついに〈レギオン〉の魔の手がシンに及ぶ厳しい展開で、第86区の記憶を呼び起こさせる絶望的な状況に、それでも諦めなかった姿には心揺さぶられましたね…。最後の急展開もまた気になるところです。2025/09/10

らいおねる

14
待ちに待った新刊。本編の合間に出したAlterは本当に酷くて読み切ることなく止めました。不安になったけど本編は良い出来で安心しました。前巻から酷い展開になるかと予想してましたがまだまだ初期のような絶望感よりはマシです。表紙のレーナの顔が良い味出してますね。2025/09/15

なみ

13
暗く淀んだ悪意。 今までとは異なる種類の新しい敵。 それでも。 死と隣り合わせの戦場を、幾度も戦い抜いてきた彼らは──。 久々の新刊でしたが、相変わらず面白かったです! シンもレーナも最高に格好良かったし、好きなキャラの活躍がまた見られたりもして、大満足の1冊でした。 レギオン側の戦い方も進化しているので、それを打ち破るエイティシックスたち、という構図も、毎回飽きずに楽しめます。 あと終章がすごいことになってました。続きが気になりすぎる!2025/09/30

まぁ

12
最終章だそうです。精神攻撃が来たわけですが、痛かったら痛いって言っていいし嫌だったら嫌だって、怒ったっていいんですよね。言われないとわからないし、そのための言葉で、わかろうとしてもらえるだけで救われるということは確かにあるから。敵機についてなんですと、とか思っていたら最後の最後で別の意味でもなんですととなる。2025/09/16

bluets8

11
これまでも幾度となく世界の不条理に、大人達の悪意に精神的に痛めつけられてきたというのに、今度は〈レギオン〉が直に精神攻撃を仕掛けてくる悪夢。しかも、市民に敵とされている今の状態で。しかし、これまで無限の理不尽を乗り越えてきた86たち。ご自慢のシチューレシピの披露大会というユーモアと日常を交えて「それでも生きていく」と高らかに謳う。その逞しい姿が頼もしくて涙が出る。あと際立ったのは女性たちの強さ。フレデリカの振る舞いがいい女としか言い様がない、幼女なのに。レーナの台詞は甘さが感じられる場面で読みたかった。2025/09/20

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