メディアワークス文庫<br> 断章のグリム 完全版〈1〉灰かぶり/ヘンゼルとグレーテル

個数:
電子版価格
¥1,210
  • 電子版あり

メディアワークス文庫
断章のグリム 完全版〈1〉灰かぶり/ヘンゼルとグレーテル

  • ウェブストアに38冊在庫がございます。(2025年06月02日 06時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 672p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049160079
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

鬼才・甲田学人が贈る、悪夢のメルヘン完全版。

この世界の怪現象は全て、神の見た悪夢の泡である。集合無意識の海から浮かび上がった悪夢の泡は、個人の恐怖と混ざり合い、歪んだ「童話」となって現実世界に溢れ出す。
凄惨な過去を抱え悪夢と戦う時槻雪乃。普通であることが信条の白野蒼衣。二人は〈神の悪夢〉を滅ぼすため、想像を絶する物語を追い、その悲劇を解き明かしてゆく。悪夢が作り出した『灰かぶり』と『ヘンゼルとグレーテル』。その恐怖と結末は。すべての起源に迫る奇書『マリシャス・テイル』初収録の完全版。

内容説明

鬼才・甲田学人が贈る、悪夢のメルヘン完全版。この世界の怪現象は全て、神の見た悪夢の泡である。集合無意識の海から浮かび上がった悪夢の泡は、個人の恐怖と混ざり合い、歪んだ「童話」となって現実世界に溢れ出す。凄惨な過去を抱え悪夢と戦う時槻雪乃。普通であることが信条の白野蒼衣。二人は“神の悪夢”を滅ぼすため、想像を絶する物語を追い、その悲劇を解き明かしてゆく。悪夢が作り出した『灰かぶり』と『ヘンゼルとグレーテル』。その恐怖と結末は。すべての起源に迫る奇書『マリシャス・テイル』初収録の完全版。

著者等紹介

甲田学人[コウダガクト]
1977年、岡山生まれ。津山三十人殺しの舞台となった津山市出身。二松学舎大学卒。民俗学および魔術に関して知識を豊富に持ち、『Missing 神隠しの物語』(電撃文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

坂城 弥生

38
久しぶりに断章のグリムの世界に浸りました。2025/03/07

彼方

10
1、2巻を纏めた分厚いページ数で完全版としてMW文庫で断章のグリムが復活。大人になってから読むと雪乃のうるさい、殺すわよ!が子供過ぎて微笑ましすぎるなぁ…。やや厨ニを感じる横文字はくどいものの、普通を愛する蒼衣が悪夢に巻き込まれていく過程とどうしようもない結末、破滅的な力。童話やキーワードのモチーフを考察する事象の推移、トラウマが発現するメルヘンホラーバトルは今読んでも惹き込まれますね…。灰かぶりの終盤はやっぱり…かなりグロテスクな描写が痛々しすぎてキツイのですけど、雪乃と蒼衣の関係性が本当に好きすぎる。2025/03/04

栗山いなり

9
怪現象に立ち向かう者達の戦いを描いた電撃文庫で出版されたホラー小説の新装版。小説2巻分を1巻に収録しただけに大ボリュームだなと感じた。にしてもこの作品ここまでは電撃文庫版も読んでたんだけど改めて救いの無さってのが印象的(特に雪乃に関して)。ここからは未知の領域だがどうなるか2025/03/29

椎名

8
新装版にて再読。作中文献であるマリシャステイルはこちらの新装版が初出。電撃文庫版は2006年発売ということで、ほぼ10年ぶりに読み返したが、変わらずの面白さ。大枠は覚えていたものの、流石に細かい部分は忘れていて新鮮に楽しめた。童話の起源や再解釈が面白く、オカルトと童話が好きな人間なら確実に好きな作品だろうと思える。特に意図したわけでもないのに同じようなモチーフが様々な場所、時代で同じように語られているという話しは非常に興味深い。読者のクラック!があってこそだと語るあとがきも良かった。2025/05/02

ジャム

8
伝説のホラーラノベと言われる「断章のグリム」をこの度刊行された完全版にて初読。3ヶ月連続刊行でまずこの1巻は「灰かぶり」と「ヘンゼルとグレーテル」の2編を収録し600pを超える。物語はグリム童話由来の神の悪夢と戦う少女雪乃と巻き込まれた少年蒼衣(実はある悲劇により雪乃と同じくある能力が!)を軸にして紡がれる暗黒メルヘンファンタジーとも呼べるもので、グリム童話の新解釈ミステリとしても読める。ちなみにこのシリーズの最大の魅力は神の悪夢に囚われた者たちを襲う圧倒的な狂気を描いた描写で心臓が弱い方は注意が必要だ笑2025/03/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22414753
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品