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出版社内容情報
鴨志田一書き下ろしスペシャルドラマ
『青春ブタ野郎はスイートバレットの夢を見ない』
「あれ~。このカメラ、なに?」ここは七夕ライブ直前のスイートバレットの控室。卯月やのどかたちのゆるふわ楽屋トークをお届け!
『青春ブタ野郎はデータサイエンスの夢を見ない』
高校3年生の夏休みを目前に控え、大学の志望学部に悩む咲太。理央、朋絵、のどか、佑真にも進路の話を聞いてみることに――。
※特装版(紙書籍)は初回生産限定です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
椎名
14
完結。過剰に盛り上がるわけではないが、きちんとやるべきことをやりきったと思える最終巻だった。これまで起こってきた思春期症候群という不思議な出来事は、大人になるにつれ、日常ではなく思い出として昇華されていく。普通にスマホを持つようになり、何事もない、けれどそれなりに充実した普通の日々を送っていく。かつてはお化けに見えた天井の染みはお化けには見えなくなり、それでも確かにあり続けるのだという一文が非常に印象深かった。改めてお疲れ様でした。2024/10/13
まいなな
4
青ブタ、最終巻。ディアフレンドでした。まずはこの作品に出会えたことに感謝。こんなに読んだ後や見た後に優しい気持ちになれる作品ってなかなかない。この一冊は今までの青ブタのおさらいみたいな、総まとめみたいな意味があったんじゃないかなって思えるもので、今まで出てきたキャラがほぼ全員出てきて、それぞれが彼ら彼女ららしく動いていて……そんなみんなに会えたことがまず嬉しかった。推しの牧之原翔子様はやはり最強だなって感じたのも最高ポイント。美織の特性はすごいな。まだ完全に理解してないけど、とても感動的でした。2025/01/04
ぷるぷる
2
ディアフレンドとは美織のことでしたか。最終巻なのに麻衣さんは重要ながらも出番少ないです。結局結論が最初の思春期症候群に立ち戻って大人になるとは現実と向き合うというか社会と折り合いをつけることだというわけで、スマホを使いこなす咲太のシーンを読んで正直分かっちゃいるけどチト淋しい現実を突きつけられた気もしました。子供の頃に見えていたけど大人になると見えなくなるものって沢山あったんだろうなとほろ苦い気分です。最終章は前巻は鴨志田氏もうラノベは十分だと思うので青春でもSFでも良いから文芸・小説を書いて欲しいです。2025/02/16
uchi
2
俺の中ではSF枠です。実に青ブタらしい終わり方で満足。大学生編は咲太と美織をキーとした可能性の世界の物語だった。麻衣さんと咲太は咲太と麻衣さんがいたから消えなかった。そして美織には透子がいたから、この終わり方で正しい。マイスチューデント紗良が好きです。おもしろかった2025/01/24
すかじ~
2
青春ブタ野郎シリーズ最終巻読了 『大人にならないと問題は解決しない。そのためにはこれまで自分が歩んできた人生を否定する必要がある』 この辛くて矛盾した難問を解決する過程が巧みな構成で綴られており一気に読み終えてしまった 大人になるには、時に曖昧なままにしてきたことに決着をつけないといけないのね2024/10/12
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