自助社会を終わらせる―新たな社会的包摂のための提言

個数:

自助社会を終わらせる―新たな社会的包摂のための提言

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月19日 05時38分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 334p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000615334
  • NDC分類 364
  • Cコード C0036

出版社内容情報

低成長と高齢化で停滞する日本社会の各所から悲鳴が上がっている。東アジア諸国の中でも劣化した賃金、新しい貧困層の膨張。コロナ禍が明らかにした自助社会の限界を直視し、90年代以降進められてきたさまざまな政策を、福祉、政治、教育などさまざまな分野の研究者が徹底検証。ありうべき社会像を提示する。

内容説明

低成長と少子高齢化で停滞する日本社会の各所から、悲鳴が上がっている。脆くなった社会をコロナ禍が直撃し、言われるような「自助社会」の行き詰まりは誰の目にも明らかになった。一九九〇年代以降進められてきたさまざまな政策を、社会福祉、政治、行政、教育など、多彩な分野の第一線の研究者たちが徹底検証。

目次

序章 自助社会をどう終わらせるか
1部 自助社会の揺らぎと包摂型政策(ガラパゴス化する日本のワーキング・プア対策;すべての家族への支援をどう進めるか―家族政策の分断から包摂へ;誰も排除しないコミュニティの実現に向けて―地域共生社会の再考;犯罪をした障害者を孤立させないために―「自立」から「依存」へ)
2部 パンデミックの衝撃と転換点(コロナ危機は社会民主主義的合意を作るか;コロナ危機は自由民主主義を変えたのか;「地域責任」と地方分権の限界―コロナ対応を例として)
3部 包摂型社会を展望する(メリトクラシーを「弱毒化」するために;個人化の時代の包摂ロジック―「つながり」の再生;包摂する社会が危機にも強い)

著者等紹介

宮本太郎[ミヤモトタロウ]
1958年生まれ。中央大学法学部教授。政治学、福祉政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。