出版社内容情報
神霊エゾモモンガも楠木邸の暮らしに慣れてきたご様子。「自分でできるもん」とばかりに早くも親離れを頑張り始める!(ちょっと寂しい) かずら橋の建築も順調で、なんて和やかな日々……。
と思っていたら、お使いの途中でウツギが神隠しに遭った!? 迎えに行くため、湊たちは遠く離れた伊吹山の神域にお邪魔して……初めて別の山神さんにご挨拶!
隣神との賑やかスローライフ第六弾、今回はちょっとだけバタバタですが、変わらず楽しくやってます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
65
楠木邸⑥伊吹山(いぶきやま)の山神さまは猪。狼の山神さんのお名前は、方丈(ほうじょう)様だと判明。猪神様の眷属うりぼうのヒサメは果樹園と薬草園が趣味。マンドラゴラがダイコン様のようなの可愛い。武闘派陰陽師、播磨才賀は苦労性▽かずら橋は無事に完成。山の妖怪たちとの交流も微笑ましい。まったりスローライフの楠木湊とは対象的に、増え続ける悪霊の根源と対峙する播磨はバイオレンス。とりあえずチートでハピエンでした▽キャラ同士が繋がってるけど、敢えて繋がないのが面白いよね。どのキャラも魅力的です。2024/05/19
こも 旧柏バカ一代
23
陰陽師の彼等は神の血が入ってたのか、、山の神様の友人達もなかなかに個性的だな。その眷属も、、マンドラゴラを育てたがるウツギも大概だな、、2024/05/23
よっしー
22
少しずつ神霊(エゾモモンガ)がこの場に馴染んできていますね。閉じ籠もってた子が少しずつ心を開いて、最終的には自分を高める為に努力する姿、素敵すぎます!! そして、南部の瘴気に関しては以前からもチラホラ話には上がっていましたが、遂にここで決着!! 湊の後方支援も勿論ですが、播磨の日々の努力が改めて凄いなと感じました。今回も癒しだったのですが…少し前に「夏目友人帳」を観たからか、脳内で山神さんがニャンコ先生に変わってて、自分でもびっくりしました(笑2025/04/03
まり
12
図書館本。エゾモモンガさんがめちゃ可愛らしい。どの子もモフモフしている感じで、すごく可愛らしい。相変わらず山神さんの力は、やっぱり凄いんだなぁと思いつつ和菓子好きの方に注目しちゃうけど。今回、播磨が結構、活躍した。まさかのおちょこの器ってことが可哀想だけど…でも努力や正義感が伝わってきて、やっぱりかっこいいよなぁ。何かスッキリ解決ではなかった雰囲気?2025/04/05
mikipon
4
シリーズ6巻目。モフモフ系神様や妖たちが沢山登場するので、いつも楽しみであっという間に読んでしまう。神様達はマイペースで、お茶目で、食いしん坊で、もうみんな可愛い!お話はまったりしていて(たまに悪霊退治もあるけど)のんびり読書にピッタリ。2024/05/16