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出版社内容情報
シャンバラ探索から帰国した達也たち。USNAに眠る大規模破壊魔法[天罰業火]を封印するため、再度旅立とうとする達也に対し四葉真夜は出国を許可しない。
達也を国内に留まらせ、国内の抑止力としたい四葉家の裏のスポンサー東道青波の意向に沿うためだ。達也としても東道との契約は無視できないものだった。
世界情勢も大きく変わろうとしていた。IPUがチベットに出兵し、大亜連合に対して宣戦布告したのだ。日本国内でも動きがあり、軍部を中心に達也を文民監視団として派遣しようと画策していた。
大亜連合でも引き続き達也の暗殺が企てられており、その足掛かりとして一条将輝に忍び寄る影が――。
内容説明
シャンバラ探索から帰国した達也たち。USNAに眠る大規模破壊魔法“天罰業火”を封印するため、再度旅立とうとする達也に対し四葉真夜は出国を許可しない。達也を国内に留まらせ、国内の抑止力としたい四葉家の裏のスポンサー東道青波の意向に沿うためだ。達也としても東道との契約は無視できないものだった。世界情勢も大きく変わろうとしていた。IPUがチベットに出兵し、大亜連合に対して宣戦布告したのだ。日本国内でも動きがあり、軍部を中心に達也を文民監視団として派遣しようと画策していた。大亜連合でも引き続き達也の暗殺が企てられており、その足掛かりとして一条将輝に忍び寄る影が―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芳樹
37
読みながら思ったことは、達也はもはや望むと望まざるとに関わらず「世界の番人」になってしまったのだなあ、ということでした。シャンバラ探索が終了して帰国してみたら、IPUのチベット出兵が起こり、USNAでは新たにシャンバラ遺跡関係で問題が勃発。いずれも達也がでなければ解決できないというのは、「強くなりすぎた達也」を活躍させるためには、世界規模までスケールを大きくしなければならないということなのでしょうね。だからこそ、北米で勃発した事態に、そんな達也がどう立ち向かうのかが大いに気になるのです。続きが楽しみです。2024/05/08
よっち
31
シャンバラ探索から帰国した達也たち。USNAに眠る大規模破壊魔法[天罰業火]を封印するため、調整を続ける中でIPUがチベットに出兵し、大亜連合に対して宣戦布告する第七弾。国内の抑止力としたい四葉家の裏のスポンサー東道青波の意向。IPUのチベット出兵に対する大亜連合の動き、USNAのシャスタ山で暗躍するローラたちという2つの緊迫した状況が並行して進む中で、自由に身動きが取れない達也という構図でしたけど、今回は巻き込まれた感もあった一条は散々でしたね(苦笑)こういう状況では光宣の活躍がポイントになりそうです。2023/12/08
こも 旧柏バカ一代
31
シャンバラ、古代の人達が氷河期に隔離した空間の事で。さらに彼等を攻めてくる存在、ラ・ローに対抗するための戦略級魔法のデータにアクセスする鍵を達也は古代人達から受け継いだ。中には戦略級魔法と呼べるほどの力があり、読み解けるのは、現在は達也達だけだった。その中でもUSNAのシャスタ山にはシャンバラおラ・ローが激戦を繰り広げた場所であり。シャスタ山のシャンバラには世界を滅ぼす可能性がある魔法が眠っていた。それを封印するために、USNAに行きたい達也だったが、四葉家のスポンサー、東道青波に止められてしまった。2023/12/08
nishiyan
16
シャンバラ探索から帰国した達也たち。USNAに眠る大規模破壊魔法を封印するために再度旅立とうするが、四葉家のスポンサー東道の意向で出国することができず…という本巻。達也の失言からチベットではIPUと大亜連合が戦端を開き、USNAでは魔女ローラが本領発揮するなど難問だらけ。そこに一条将暉がひどい目に合うという話が挟み込まれてという感じだろうか。リーナ、水波、深雪のガールズトークは微笑ましく、ブーメランが決まるところもまた良きかな。また光宣と達也のバディ感がすっかり板についたのも興味深い。次巻はどうなるか。2023/12/29
キリル
14
IPUの大亜連合への宣戦布告、シャスタ山に眠る遺跡を巡るFAIRとスターズの争いなど情勢が動きましたが、それ以上にお兄様が自らが蒔いた種の回収に頭を悩ませる姿が印象的だった今巻。風間と柳は今巻で退場かと思いましたが続投でよかったです。今回の八仙は前回の反省を生かし搦手から達也の暗殺を謀りましたが対象の人間関係の情報収集が足りなかったようですね…。本編とは全く違った印象を与えてきた扉絵の一条君。あれ…? リーナ、水波、深雪のガールズトークが微笑ましく、自分から攻めたのに玉砕しているリーナが可愛かったです。2024/01/28
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