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出版社内容情報
「ぜったい、ぜったいなんとかなるの!」
人類と魔法士の戦争は続いており、戦いの趨勢は、雲除去システムをどちらの陣営が起動させるかにかかっていた。事態が新たな局面を迎えるなか、シティの指導者たちはマサチューセッツに取り残された難民たちを囮に使う、最悪の作戦を開始する。事態に気づいたファンメイとヘイズは、絶望的な状況であると知りつつ、難民たちを救うために出撃する。
その頃、大切なものを失った天樹錬は出口の見えない状況の中で、自問自答を繰り返すことしかできなかったが――。
星の光が潰える時に、希望の種は芽吹くのか。『破滅の星』編、ついに決着!
内容説明
「ぜったい、ぜったいなんとかなるの!」人類と魔法士の戦争は続いており、戦いの趨勢は、雲除去システムをどちらの陣営が起動させるかにかかっていた。事態が新たな局面を迎えるなか、シティの指導者たちはマサチューセッツに取り残された難民たちを囮に使う、最悪の作戦を開始する。事態に気づいたファンメイとヘイズは、絶望的な状況であると知りつつ、難民たちを救うために出撃する。その頃、大切なものを失った天樹錬は出口の見えない状況の中で、自問自答を繰り返すことしかできなかったが―。星の光が潰える時に、希望の種は芽吹くのか。『破滅の星』編、ついに決着!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろ
10
読み終わったああああああ!! うおおおおおお!! これが……! これがウィザーズ・ブレイン……! 破滅の星の下巻……!! もう凄いとしか言えない……! とにかく素晴らしかった……! あとは最終巻を全力で期待して全力で待つしかない……!2023/05/10
ソラ
6
もう刊行されないと思ってたシリーズの新作が出るだけでも胸熱。一人立ち上がり賛同を得ていく流れめっちゃ好き。2023/06/03
藤崎
6
絶望の底のそのまた底で、それでも空を見上げた下巻。ありとあらゆる不安材料が伸し掛かり、都合のいい解決策なんてどこにもなくて、絶望的な閉塞感に押しつぶされそうになりながら、ほんの僅かなか細い糸を、その先に何が繋がっているのかもわからないまま、強く引っ張れば千切れてしまいそうな恐怖を堪えながら、慎重に、少しずつ、手繰り寄せ続けたその答え。正しい選択ではないかもしれない。それでもきっとこの道に、胸を張れると思うから。そんな感じで、シリーズの集大成となるお話でした。そして次回ついに完結。ただひたすらに待ち望みます2023/05/10
灰音
5
主人公尊い…尊い!最強… 成り行きが素敵に理想すぎるし続き気になりすぎるし、読了感最高… あとは!9月に!新刊を!最終巻を読むだけ! 次で終わりとか信じたくないけど… 最後まで読めるだけで幸せ2023/08/19
よねはら
5
今までの出会いと別れが若者たちに希望を繋ぎ、それぞれは小さくとも膨大な力が錬の元に集まってくる様は王道の一言。エピソード的にもリアルの時間経過的にも、待った甲斐があったというものです。ここまできたら、誰も泣かないハッピーエンドを期待していいですよね?最後まで走り抜けてほしいです!2023/06/17