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出版社内容情報
雪季は義理の妹で、カノジョの晶穂が血のつながった妹だった!?
春太は、自分にとっての“妹”はどちらなのか、分からなくなってしまう。
大事なのは血縁か、それとも積み重ねてきた時間か。
答えが出せないまま、雪季とデートしたり同じベッドで寝たり、晶穂とも恋人同士の付き合いが続いたりと、甘い日々を送ってしまう。
だがある日、雪季と晶穂、二人の妹と旅行に出かけることに。複雑すぎる三角関係な春太たちの旅で、さらなる新事実が明らかになって――!?
妹と“絶対に”結ばれるラブコメ、第二弾!
内容説明
雪季は義理の妹で、カノジョの晶穂が血のつながった妹だった!?春太は、自分にとっての“妹”はどちらなのか、分からなくなってしまう。大事なのは血縁か、それとも積み重ねてきた時間か。答えが出せないまま、雪季とデートしたり同じベッドで寝たり、晶穂とも恋人同士の付き合いが続いたりと、甘い日々を送ってしまう。だがある日、雪季と晶穂、二人の妹と旅行に出かけることに。複雑すぎる三角関係な春太たちの旅で、さらなる新事実が明らかになって―!?妹と“絶対に”結ばれるラブコメ、第二弾!
著者等紹介
鏡遊[カガミユウ]
作家兼シナリオライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
32
★★★★ う〜ん、一巻以上に登場人物の相関図がごちゃごちゃしてきてややこしくなってきましたね。 前巻の引きで衝撃の事実が明かされた今作ですが、今巻ではエピローグで持っていくタイプの話というよりは全体を通してじわじわともどかしさを撒き散らしていくような構成となっていました。主人公の葛藤や女性陣の想いの強さ、時折魅せてくる未だ本筋に絡んでこない影のヒロイン候補達のやや突拍子もない行動と楽しめる所も沢山ありました。 ただ、どうしても一つ気になってしまう所がありました。それは主人公の女性に対する節操のなさ。確→2022/07/19
よっち
30
晶穂の衝撃的な告白により、自分にとっての妹はどちらなのか分からなくなってしまった春太。複雑すぎる三角関係に苦悩する春太が雪季・晶穂と旅行に出かける第二弾。大事なのは血縁かそれとも積み重ねてきた時間か。関係性を明確にできないままさらなる衝撃の新事実が次々と明らかになって、構図が複雑になってゆく春太とヒロインたちとの関係。運命の出会いを積み重ねて、悩んでいるはずなのにいろいろ迂闊な春太にこれが遺伝なのかとドン引きでしたけど、だからこそますますカオスになる人間関係に突きつけたヒロイン二人の決意が眩しかったです。2022/06/11
ナギ
28
1巻の衝撃的なラストからはかなりトーンダウンしましたが、今回のラストも次巻に向けての課題提示ですかね。このスタイルは良いと思う。ただでさえ人間関係がややこしくなってるので、次はこれについてやっていくよという提示があると読みやすい。お互いのポジションを奪い合う二人が雪季との別居を通じて、どう動いていくのか楽しみです。2022/10/02
中性色
19
限界集落。雪季と晶穂だけならバランスが取れてたと思うけど、正直、これ以上実は血縁だったってネタが増えても正直扱いきれるのかというのも含めて、ちょっと胸焼け気味かなぁ。人によるのかも知らんけど、主人公たちの立場から考えると親勢が総じてクズっぽいのも今後どうなるのかという問題があるかな2022/06/21
rotti619
19
一緒に暮らしていた妹は血が繋がっていなくて、カノジョは実は腹違いの妹だったという、何か凄いことになっている話の第2巻。この血の繋がりについて、中盤新しい事実が発覚し、更にややこしい事になる。一言でいうと、この事態の責任は春太の父親の成人男性としての部分が多大にあるが、春太も1歳差とはいえ中学生に普通に手を出そうとしてしまうモラルの欠如や躊躇いの無さが”妹とどう向き合っていくのか”という物語の骨子をボンヤリとさせてしまった。結局どうしたいのかわからないまま終わってしまったのも、私の評価を下げてしまっている。2022/06/13