戦争は女の顔をしていない 〈3〉

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戦争は女の顔をしていない 〈3〉

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  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784049141252
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

出版社内容情報

500人以上の従軍女性を取材し、その内容から出版を拒否され続けた、ノーベル文学賞受賞作家の主著。『狼と香辛料』小梅けいとによるコミカライズ、第3巻が登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちびbookworm

135
◆「ねえ、あんた、一つは憎しみのための心 もう一つは愛情のための心ってことはありえないんだよ。人間には心が一つしかない」このことを考え続けた、ある女性の言葉。◆それは、侵攻し負傷したドイツ兵を憎しみきれない、見捨てられない苦しみであり、荒野と化した自分の心を救う希望でもあったのだろう。◆元兵士の女性が帰還した時、母であったはずの老婆とキスを交わし、大地にキスをした。「罪と罰」の名シーンに、同じく大地にキスをするシーンもあるが、ロシア正教徒の習わしなのだろうか?赦しや深い感謝を表すための。 2022/05/14

なっぱaaua

90
3巻。今までもこの話は凄く印象に残ったのだが、今巻が今のロシア・ウクライナの戦いを想起させて強烈に戦争の悲惨さを際立てて感じることとなった。特に「ふと、生きていたいと熱烈に思った」はかなりの長編で当時の心情だけでなく、女性のあり方を問う話でもあり、なんともやるせない気持ちになった。あの時の相手はドイツ。あとがきにもベラルーシでの悲惨さが語られているが、とにかく現代の世において戦争がいかに非人道的なのかが分かる。と言うか100年も経たずに人間は変われないって事なのかと感じて悲しくなった。2022/04/11

venturingbeyond

87
コミカライズ第3巻。どのエピソードも、(戦争終結後も継続した)独ソ戦の地獄を経験した人たちの戦時の途方もなさと証言すること自体のしんどさ、にもかかわらず語ろうとする意志と逡巡が伝わってくる。中でも、16話のエピソードはこの巻のハイライト。2022/04/03

keroppi

86
KADOKAWAの期間限定無料でダウンロードしていた本。前2巻は、ウクライナ侵攻の前に読んでいたが、第3巻を今読むと、ほんとに辛くなる。戦争の真っ只中にいた女性たちの苦しみ。それを絵で見せてくる。よくここまで描けたものだ。かなり資料も調べながら漫画化したのだろう。そこには女性視点の戦争への恐怖と憤りが満ちている。戦後も続いた女性戦士の苦しみ。何のために戦わなければいけなかったのか。2022/06/30

☆よいこ

82
漫画。③夫が戦争に行き帰らなかった。パルチザンに入った娘は母親が捕虜になる「私のせいで母が死んだ」でも自分の身内を心配して戦いに向かわなければ私たちの今はなかった。前線で出産。スターリングラードの戦い。戦場では「生き延びたい」と言い移送の船では負傷兵が絶望して水に飛び込む。戦場で生き延び結婚した女性兵士へ向けられた差別。戦争は終わったのに不発弾や地雷で、故郷の畑で死ぬ男性。心の内には愛情と憎しみがある。▽ただ誰にも気づかれずに消えていってしまうなんてあまりに悔しい2022/09/16

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