メディアワークス文庫<br> 君と過ごした透明な時間

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メディアワークス文庫
君と過ごした透明な時間

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049140620
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

勉強もピアノも中途半端で挫折ばかりな高校生・中村朱莉は、熱心に絵に打ち込む同級生・染谷壮吾に憧れていた。
遠巻きに眺めるしかない片思いの毎日。そんなある日、染谷が階段から落ち意識不明の重体で発見される。
悲しみに暮れる朱莉だが、入院中のはずの染谷によく似た人物を校内で目撃してしまう。

「……俺が視えるの?」

それは幽体離脱した染谷本人だった。
失われた染谷の記憶を取り戻し事故の真相を明らかにすべく、朱莉は協力を申し出ることに。
ちょっと不思議な二人の透明な一ヶ月が始まる――。

魔法のiらんど大賞2020 小説大賞〈青春小説 特別賞〉受賞!
夏の終わりを告げる切ないラストに心打たれる純愛青春ストーリー。

内容説明

勉強もピアノも中途半端で挫折ばかりな高校生・中村朱莉は、熱心に絵に打ち込む同級生・染谷壮吾に憧れていた。そんなある日、染谷が非常階段から落ち意識不明の重体で発見される。悲しみに暮れる朱莉だが、入院中のはずの染谷によく似た人物を校内で目撃してしまう。「…俺が視えるの?」それは幽体離脱した染谷本人だった。失われた染谷の記憶を取り戻し、事故の真相を明らかにするため、ちょっと不思議な二人の透明な一ヶ月が始まる―。魔法のiらんど大賞2020小説大賞青春小説特別賞受賞作。

著者等紹介

丸井とまと[マルイトマト]
青春もの、あやかしものを得意とする。『青くて、溺れる』(KADOKAWA)などを刊行。魔法のiらんど大賞2020小説大賞“青春小説特別賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

稲荷

14
事故で幽体離脱したクラスメイトに協力し、なぜ事故が起きたか原因を探っていく話。自分も予想しながら読んだ。そして、2人が影響しあって成長していく姿もこの作品の魅力だったと思う。2021/10/24

色素薄い系

4
面白かった。とても綺麗な物語だったと思う。階段から落下した理由については概ね予想通りだったけどそこに至るまでに明かされた事実が辛すぎたんだが…そんな染谷にとってたった一つの支えが朱莉の存在だったのかなと思うとあのあとちゃんと上手く行ってほしいと願わずにはいられない。2022/04/21

栗山いなり

3
正直舐めてかかってたけど意外や意外、ミステリ要素のある普通に良さげな恋愛小説だったな2021/11/14

読書を習慣化したい

2
綺麗なお話だった。この後の二人が気になった。 2022/02/20

まめもやし3

2
キレイにまとまったいい話。ただ、主人公の女子高生が普通にいい子で、ギャル設定いらないのではないかと思った。2022/01/16

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