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出版社内容情報
明らかになった驚愕の事実。少年は真実を知るため『あの男』の元へ――。
内容説明
―『11人目』。それは魔導爆弾によって世界に破滅をもたらそうとする存在。その野望を阻止するためミヤビたちの旅は続く。廃墟の帝国では主なき国を守る魔法人形との交戦。犯罪都市の港ではカタブツ騎士・エリザがバニーガールにご乱心。南の島ではお嬢様のセリーナによって急遽開催された水着イベントで、えっちなおねえさん・ヘレンが大変なことに…?そうして彼らは、過酷な旅を賑やかに続けていた。―だが戦いは次第に熾烈さを増す。破壊と創造の力を司る少年の前に、ついに最恐最悪の敵が姿を現す―!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イシカミハサミ
8
上巻ではけっこう置き去りになっていた、 ミヤビが旅をする動機とか、 元の神角技巧の所有者メビウスとの関係あたりが語られて、 読みやすくなった中巻。 相変わらずのダイジェスト版だし、 いまだに角城本拠がどういう意味を持つかさっぱりわからないけれど、 上巻よりもノリ任せに楽しく読めた巻でした。2021/04/04
みどり
8
鎌池先生的っていうほかない。 方向性が若干違うだけで、「とりあえず能力もメンタルも最弱」の少年が「何でもかんでも手の届いたものは助ける」が この作家さんの基本性能だと思っちゃう。 ゲームを知らないので、これですごく楽しみにしてはいる。 2021/02/14
真白優樹
7
十一人目の正体を追い神角技巧の所有者達と激闘を繰り広げる中、世界各地を転戦する今巻。―――追い続ける旅の先、待っているのは運命に縛られぬ縁。 犯罪都市から南国の島々、更には腐海が如き樹海まで様々な血を冒険で巡る中、新たな出会いを繰り返し仲間を作っていく今巻。苦戦が続く展開も始まり、更なる強敵がミヤビの前に現れる中、知恵と気合と男気で立ち向かう、更なる熱さと世界を巡る面白さがある巻である。容疑者も徐々に絞られだす中、果たして11人目の正体とは。真の黒幕は誰なのか。 来月発売の次巻も勿論楽しみである。2021/02/17
オダ
1
拳が砕けるほどの鉄拳制裁をかました後に「拳は人体の精密機器なんだぞ!」と説教しながらの治療パート、科学ならぬファンタジー製の超巨大兵器、「そんな馬鹿な! こんな真似、現代科学を超えてるー!」と叫びながらの逃走、身に覚えありまくりなスーパー鎌池和馬大戦な1冊。2025/06/18