メディアワークス文庫<br> Missing〈4〉首くくりの物語〈下〉

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メディアワークス文庫
Missing〈4〉首くくりの物語〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 319p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049134612
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

 昔話『奈良梨取り』――。
 そこに秘められた“真実の意味”が多くの人々を首くくりに誘ってきた。
 そして今、死の連鎖を断ち切るべく魔王陛下こと、空目恭一が動き出す。
 異端の作家・大迫栄一郎、首くくり、奈良梨取り、この3点にまつわる全ての謎を解き明かしてくれるはずの一冊、『奈良梨取考』を追う空目たち文芸部一同に待ち受けていた驚愕の真実とは――。
 鬼才、甲田学人が放つ伝奇ホラーの超傑作、第4弾。新装版限定書き下ろし掌編付き。

内容説明

昔話『奈良梨取り』―。そこに秘められた“真実の意味”が多くの人々を首くくりに誘ってきた。そして今、死の連鎖を断ち切るべく魔王陛下こと、空目恭一が動き出す。異端の作家・大迫栄一郎、首くくり、奈良梨取り、この3点にまつわる全ての謎を解き明かしてくれるはずの一冊、『奈良梨取考』を追う空目たち文芸部一同に待ち受けていた驚愕の真実とは―。鬼才、甲田学人が放つ伝奇ホラーの超傑作、第4弾。新装版限定書き下ろし掌編付き。

著者等紹介

甲田学人[コウダガクト]
1977年、岡山生まれ。津山三十人殺しの舞台となった津山市出身。二松学舎大学卒。民俗学および魔術に関して知識を豊富に持ち、『Missing 神隠しの物語』で電撃文庫デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にぃと

10
下巻も途中まではジリジリとした、目に見えないところに何かがいるような恐ろしさがあったが、特に後半からは急展開で最後までどうなるのか、果たして稜子がどうなるのか予想できない、引き込まれる内容だった。 機関、魔女、小崎摩津方と周りの面々も謎の存在ばかり。何となくこの巻で対立構造などは紹介されたような気もするが、果たして今後どんな展開になるのか。ますます引き込められたし、次巻も読みたくなった。2022/05/17

彼方

10
異端の作家・大迫栄一郎、首吊り、奈良梨取り…三点を結ぶ先にある驚愕の真実とは…首くくりの物語、後編の第4巻。書き下ろし掌編は村神の幼少期、叔父との会話となっていて興味深い。謎を明かし、ついに対峙する"魔導師"摩津方、軽い暗示で首締てきたり意図的な乗っ取りと…改めて読むと甲田先生作品でも群を抜いて強大で異質な存在だな…。空目の独特な思考や仲間たちの複雑な胸中、機関との嫌な共闘に魔を司る者たちと交錯していくストーリーと舞台は整ってきて、結構重いというのにまだまだ序盤なのですよね…恐ろしい…。2020/11/27

白火

9
上巻と纏めて一気に読了。上巻と比べると目につく加筆修正部分は少ないけれど、それでも細部に変化がある(摩津方の二人称とか)。そういえば今回は後書きがなかったな…次は目隠しの物語、順調な発刊を心待ちにしております。2020/11/29

碧海いお

8
3巻の上巻より悲劇ですね…心理描写を読んだら鳥肌が立ちました。2023/01/10

みどり

8
まあ、順当に下巻のほうが内容をはっきり覚えていたというか、上巻で思い出したというべきか。 今後のメディアワークスでの発売予定はどうなっているのか 内容よりそちらのほうが気になってしまう。 2020/11/27

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