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内容説明
シルビアはぴかぴかの真鍮のプレートに書かれた文字を見つめ、大きく息を吸い込んだ。7年前の出来事がまざまざとよみがえる。当時シルビアはまだ17歳で、勉強ひとすじの真面目なルーカスを、全く面白みのないボーイフレンドだと思っていた。そして、彼の真剣な気持を知っていたにもかかわらず、手ひどい言葉を投げつけて一方的に別れたのだ…。そのルーカスの事務所に派遣のスタッフとしてやってくることになるとは、何て皮肉な運命の巡り合わせだろう。彼は私を覚えているかしら?シルビアは震えながらドアを開けた。
感想・レビュー
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