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内容説明
円四郎の通う独立学校に転校生として入学したメリル。あらゆる魔術を再現出来る“交渉人”の特性を持つ彼女だが、遅刻と居眠りで成績は最悪だった。一方、学年トップだった美夜も、円四郎にあるツボを押されて以来、成績は下落し親には退学して結婚しろと迫られていた。そんな彼女たちの評価アップと、報奨金を貧乏生活の足しにするため、生徒会のミッションを受けることにした円四郎。魔術は使えなくても武術で生徒会幹部に実力を認めさせると、提示されたのは街を騒がす高層ビル連続爆破犯の確保だった。成果を上げるべく調査を進めていくなか、候補に浮かんできた人物はなんと学園の先輩、宇佐美七海で―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
7
転入生となるも成績最悪なメリアと、成績の急降下で婚儀を迫られる美夜と共に、生徒会からの依頼である高層ビル連続爆破犯の調査に乗り出す今巻。―――リア充の代わりに爆破せよ、切なる思いを悪用する悪を。 メリルも加わり更に日常が騒がしさを増していく中、円四郎が事件の意外な容疑者と出会い、その隠された切なる思いに迫っていく今巻。落ちこぼれ達が七転八倒しながらも、時に熱く格好良く決めて見せる、前巻にも増して熱く、面白さもまた駆け出している巻である。結べた絆と守れたものを背に、次は何処へ進むのか。 次巻も楽しみである。2020/10/11
中性色
3
日付登録用。感想は後日2020/10/14