- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 日本文学
- > メディアワークス文庫
出版社内容情報
どんなに社会が発展しても、『それ』はこの街のどこかに存在している――。
大学進学を機に上京した女子大生・梓は、親戚であるITベンチャーの社長・生駒永久と出会う。だが生駒には裏の顔があった。「きさらぎ駅」「くねくね」「異界エレベータ」「渋谷七人ミサキ」など、SNS等で噂される『現代の怪異』。彼はそれらに絡む事件を解決するスペシャリストだった。
『検索してはいけない』事象の数々に、生駒とともに梓は挑むことになるが……?
彼は怪異の調伏者――。最新IT技術がネットの闇を暴く。
内容説明
どんなに社会が発展しても、『それ』はこの街のどこかに存在している―。大学進学を機に上京した女子大生・梓は、親戚であるITベンチャーの社長・生駒永久と出会う。だが生駒には裏の顔があった。「きさらぎ駅」「くねくね」「異界エレベータ」「渋谷七人ミサキ」など、SNS等で噂される『現代の怪異』。彼はそれらに絡む事件を解決するスペシャリストだった。『検索してはいけない』事象の数々に、生駒とともに梓は挑むことになるが…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うまる
42
怪談寄りのネットロアに纏わる現象を、IT技術を駆使して解決する話。現代技術と修験道を絡めて怪異に挑むのが新鮮で、怪現象への迫り方や解決方法はなかなか面白かったです。キャラにも新鮮味があればもっと良かったと思う。せめて主人公がこんなに煩い感じじゃなければなぁ。 怖さはもっと怖い方が良いかな。ホラー文庫じゃないからこんなもんなのかもしれないけど、これだとタイトルの"検索してはいけない"ってほどじゃないもんね。 残る謎は気になる所なので、続編待ちです。2021/07/20
よっしー
25
年越しはこの一冊でした(笑 というか、気が付いたら年が明けてただけなのですが(笑 ネットの怪異もバカにできないものがありますね。生駒の性格はかなり癖がありますが、文句を言いつつへこたれない梓とのやり取りが楽しかったです。色々と気になる謎を残しての終わりだったので…続編とか出るのでしょうか。期待して待ってます!!2022/01/01
毎日が日曜日
8
★★★- 修験道すげえ----!!! 霊感のある主人公が怪異に巻き込まれてドタバタする。2021/12/18
めぐ
5
IT会社社長と女子大生巫女がネット発祥の怪異に挑む。きさらぎ駅とか異世界エレベーターとかネットロアが大好物で最近ハマったアニメが裏世界ピクニックなので大当たり。非常に楽しんで読んだ。生駒社長が病弱毒舌イケメンとかキャラ立ちすぎで好き。続きそうな雰囲気だが社長もシリーズも長生きして欲しい2022/02/02
玉瑛
5
まだまだ少ないネットロアものの作品。IT社長で山伏がネットロアによる事件を解決ってただでさえ設定もりもりなのに恋愛ドラマのような過剰にツンツンした生駒が分かりやすくデレていく感じも面白い。2021/09/18