電撃文庫 続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー

佐島 勤【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2020/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 312p／高さ 15cm
• 商品コード 9784049132540
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

数多の強敵を打ち破り、波乱の高校生活に幕を下ろした司波達也。彼は新たな野望の実現のため動き始めていた。一般社団法人『メイジアン・カンパニー』。達也が専務理事に就任したその組織の目的は、魔法適性はあるものの実用レベルに至らない存在、メイジアンの人権保護の実現。魔法師が兵器ではなく人間として生活できる新時代へ向け、達也は大学生ながら、確実に歩みを進めていた。戦略級魔法師を凌駕する影響力を持つ達也の動向は、当然ながら世界中から注目を集める。ＵＳＮＡにある魔法師の結社『ＦＥＨＲ』から、達也の動向を探るべく刺客が送り込まれ…。司波達也の新たな伝説が幕を開ける―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[雅]

高校卒業から2年後が舞台。まだまだプロローグといった所。今後に期待

2020/12/27

[芳樹]

魔法適正はあるが魔法師にはなれない存在『メイジアン』の人権自衛を実現すべく、達也たちは一般社団法人『メイジアン・カンパニー』を設立した。達也の真意を探るため、国内からは七草真由美、そしてUSNAの『FEHR』からは"数字落ち"の遠上遼介が送り込まれるが…。表紙の大人っぽくなった深雪の美しさに息を呑み、リーナの変わらないポンコツっぷりに安心感を覚えた今回でした。物語はメイジアンのありかたを巡る主義信条という、物理的な闘争よりも思想的な戦いを中心に動いていくことになるのでしょうか。今後の展開に大いに期待です。

2020/10/12

[こも 零細企業営業]

高校卒業から2年後からスタート。メイジアンという魔法適性はあるものの実用レベルに至らない存在、メイジアンの人権保護の実現。その奮戦を描くのがこのシリーズの狙いのようだ。 新キャラは他の組織のスパイ遠上遼介のみ。新しい組織は多数出て来たが、まだまだ実態は掴めてない状態。どのように続くのか楽しみ！

2020/10/10

[かんけー]

読了♪待ちに待った新シリーズの開幕(^.^)♪達也と深雪の表紙にメイジアン▪カンパニーと銘打って。魔法大学に在学も魔法士の人権保護団体として、メイジアンカンパニーを設立した。一人の個人とUSNA のカルト教団？がカンパニーの内情を探索しようと、接触してくる？まさか七草家が動いて来るとは予想外w自分真由美さん推しなので登場してくれて嬉しいけど、ちょっと不憫な扱いに成りそうで不安(笑)達也は相変わらず達観してるし、深雪はお兄様♡だしぃwリーナはその二人を見ててイラッとwする事多々(^_^;)新キャラ遠上遼介→

2020/10/21

[よっち]

数多の強敵を打ち破り、波乱の高校生活に幕を下ろした司波達也。魔法適性はあるものの実用レベルに至らない存在「メイジアン」の人権保護の実現に向けてメイジアン・カンパニーを立ち上げる第一弾。前の物語から二年後を舞台に、成長した登場人物たちそれぞれの動向も明らかにしながら、USNAの魔法師結社『FEHR』から動向を探るべく送り込まれた遠上遼也も重要なキャラとして登場し、それと宇宙にいる光宣たちの活躍も読めそうですね。立場は変わっても変わらない仲間たちとの関係がなかなかいい感じで、これからが楽しみな新シリーズです。

2020/10/10