メディアワークス文庫<br> 父親を名乗るおっさん2人と私が暮らした3ヶ月について

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メディアワークス文庫
父親を名乗るおっさん2人と私が暮らした3ヶ月について

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049131604
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

 たった一人の家族だった母親を病気で亡くした高校二年生の新田由奈。
 母の葬式の日、そんな彼女の前に突然、父親を名乗るおっさんが現れた。しかも2人も!? 
 金髪でチンピラ風の竜二と、眼鏡でエリート官僚風の秋生。「今さら父親なんて認めない!」と反発するが、一つ屋根の下で暮らすことになってしまい――。
 不思議な共同生活が紡ぐ新しい家族のカタチ。その中で知った母の意外な一面と残された想い。
 あたり前に近くにいる人が愛おしくなる、いびつでおかしな親子の物語。

内容説明

たった一人の家族だった母親を病気で亡くした高校二年生の新田由奈。葬式の日、由奈の前に、父親を名乗るおっさん2人が現れる。金髪でチンピラ風の竜二と、眼鏡でエリート官僚風の秋生。「今さら父親なんて認めない!」と反発するが、一つ屋根の下で暮らすことになってしまい―不思議な共同生活が紡ぐ新しい家族のカタチ。それぞれ持ち寄った思い出から浮かび上がる、母の意外な一面と残された想い。あたり前に近くにいる人が愛おしくなる、いびつでおかしな親子の物語。

著者等紹介

瀬那和章[セナカズアキ]
第14回電撃小説大賞“銀賞”を受賞『under異界ノスタルジア』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

黒瀬 木綿希(ゆうき)

133
手に取った理由はタイトルが過去形だったから。 たった一人の家族だった母親・愛里を亡くした由奈の前に現れたのは、父親を名乗る二人のおっさん、竜二と秋生。苦手だった母親のとんでもない置き土産に苛立ちながら始まった共同生活は笑いと涙に溢れています。知らなかった母親の一面がだんだんと明らかになっていく様はそのシーンに合わせて愛おしくなり、苦笑いを浮かべたりと良い意味で振り回されます。終盤できな臭い状況にも陥りますが、大人たちがそれぞれの愛情を愛里と由奈に注いでいる事が分かり、とても心が温かくなる物語でした。2020/05/09

papako

74
すごくよかった!あったかくなった!シングルマザーの母親を病気で亡くした高校生の由奈。葬式で父親を名乗るおっさんが2人⁉︎真面目そうな秋生と強面竜二。受け入れられない!だけど生活のために一棟アパートでの同居が始める。男に依存して生きてきた母を毛嫌いしていた由奈だけど、後悔もしていた。おっさん2人との生活を通して、家族とは?を考える由奈。母親との思い出も夢も取り戻す!おっさん2人の正体と覚悟に涙しました。父親もちゃんと母の想いを尊重していた。いいな、気が早いけど由奈の結婚式、どうなるのか?ちょっと覗きたい!2021/06/17

はつばあば

54
現実の社会、若い親の虐待というかストレスの発散に幼い子を痛めつけている血の繋がった親より、この父親を名乗る親の方が親らしい。ホントの親も最後には登場するが一発喰らわしてやって正解よ!(なんと血の気の多い婆よ(^^;)世間は煩わしい。確かに変態DV父親も存在しますからね。しかも一人はヤンキー君みたいで、もう一人は官僚風。お母さんにとって娘の由奈が一番大事だったのでしょう。人を見る目もあったし二人の父親もホントいい人です。血の繋がりは無くても毎日食卓を一緒にして、朝は「行ってらっしゃい・行ってきます」。灯りの2020/10/08

芳樹

50
唯一の家族だった母親の葬式の日、高2の少女・由奈の前に自分が父親だという2人の見知らぬおっさんが現れた。しかも彼らが後見人となって一緒に生活することに。エリート官僚風の秋生、金髪で反社会的風貌の竜二。本当の父親は一体どちら?感動した。二人との共同生活を通じて知らなかった母親の姿を知り、少しずつ変わっていく由奈の姿が心に響く。また秋生と竜二の由奈の父親になろうという気持ちの強さに感激しました。ちょっぴり切ないエンディングですが、由奈が前を向いて未来に進もうという意志が感じられて良かった。心温まる物語でした。2020/05/08

papapapapal

48
母親を亡くし途方に暮れる由奈の前に現れた、父親を名乗るおっさん…ふたり。金髪ヤンキーの竜二とインテリ眼鏡の秋生、あまりに対照的なふたりのうち、どちらが本当の父親なのか、嫌がる由奈が下した結論はいかに! 終盤にはまさかのキャラも登場。程よく軽くて漫画チック、それでいて家族の在り方や人の絆の温かさにほろりとさせられる一冊。一風変わった後書きがまた良かった♪ ドラマ化しても面白そう!2021/12/12

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