メディアワークス文庫<br> ビブリア古書堂の事件手帖2―扉子と空白の時

個数:
電子版価格
¥693
  • 電書あり

メディアワークス文庫
ビブリア古書堂の事件手帖2―扉子と空白の時

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月24日 10時14分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049130836
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ビブリア古書堂に舞い込んだ新たな相談事。それは、この世に存在していないはずの本――横溝正史の幻の作品が何者かに盗まれたという奇妙なものだった。
どこか様子がおかしい女店主と訪れたのは、元華族に連なる旧家の邸宅。老いた女主の死をきっかけに忽然と消えた古書。その謎に迫るうち、半世紀以上絡み合う一家の因縁が浮かび上がる。
深まる疑念と迷宮入りする事件。ほどけなかった糸は、長い時を超え、やがて事の真相を紡ぎ始める――。

内容説明

ビブリア古書堂に舞い込んだ新たな相談事。それは、この世に存在していないはずの本―横溝正史の幻の作品が何者かに盗まれたという奇妙なものだった。どこか様子がおかしい女店主と訪れたのは、元華族に連なる旧家の邸宅。老いた女主の死をきっかけに忽然と消えた古書。その謎に迫るうち、半世紀以上絡み合う一家の因縁が浮かび上がる。深まる疑念と迷宮入りする事件。ほどけなかった糸は、長い時を超え、やがて事の真相を紡ぎ始める―。

著者等紹介

三上延[ミカミエン]
ホラーからファンタジーまで、幅広い作風で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 4件/全4件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

621
冒頭から驚くのが、作品の時系列。えっ、一体「今」はいつ? 前作の続きだから、扉子ちゃんが登場するのは当たり前だろうけど、設定がぶっ飛びすぎて恐れ入りました。しかし重要なのは作品の中身。最近のミステリにありがちなことだけど、どこまでも読者は油断できない。作者の仕掛けにはギブアップです。ミステリのおもしろさとは、こういうのを言うんですね。ところで扉子ちゃんの読書感想文は横溝作品。学校の先生も古書の世界をよく知らないと、とんだ誤解をしてしまう。先入観というのは問題ありですね。2020/07/19

ひさか

530
2020年7月メディアワークス文庫刊。書き下ろし。シリーズ通算9作目。横溝正史の雪割草と獄門島に関わるお話。プロローグの扉子と智恵子の邂逅が、エピローグで、(ひとまず)回収されるまで、気になって気になって仕方がなかったです。雪割草の事件はイマイチでしたが、横溝正史の話は興味深かつたです。扉子と智恵子の今後が気になります。2021/01/02

夢追人009

460
ビブリア古書堂の事件手帖の最新刊を2年振りに読みました。今回のテーマは横溝正史さんで作中に「雪割草」「獄門島」が取り上げられていまして「雪割草」は文庫化されましたが未読ですし「獄門島」は遠い昔数十年前に読みましたが、俄然どちらも読みたくなりましたね。第1話が2012年の事件で栞子さんと大輔は結婚して1年の新婚ホヤホヤで、第2話では2021年10月、二人の結婚十周年で扉子ちゃんは小学3年生、第3話は一月後の11月の時期の話ですね。本書は2020年の7月刊で年内にまだ新作が出る可能性がありとても楽しみですね。2021/09/19

けいご

457
横溝正史ってだれ?あ〜、金田一の生みの親だったのね〜って言う知識レベルでもすっごく楽しめてしまえるのがこの本のいい所★雪割草は確かに77年の時を経て2018年に出版されてたけど、そこに着眼し、そこから物語を編み込む事が出来る事って神業よねw本屋をその目で眺めてみたいw毎回よく練りこまれた物語に感動しますw智恵子は扉子をスカウト出来るか判断しにきたね〜w世界を股にかけた古書ハンター篠川家。この家族...ちょっとインディージョーンズな香りがしてきた気がするw2020/07/23

Yunemo

443
横溝正史作品に纏わる奇妙な事件、その係り方の展開は今まで同様、と感じて懐かしく。一人娘扉子の幼少時と高校生時、を絡ませての展開に若干の違和感も残り。本事件の内容についてはなかなか理解し難くて、いわゆる昔の上流階級と言われた人たちの欲を原因としているからかな。時系列に見た横溝作品の数々、金田一を生み出した推理小説家とし ての存在は、かなり後の時期とわかりその意欲に改めて敬服。今後、篠川家の面々(本作文香の登場はなかったけど)と舞い込む事件の関連にはますます興味が尽きません。扉子の成長過程も踏まえての期待感。2020/07/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16122140
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。