メディアワークス文庫<br> フェイスゼロ―とある殺人の行動心理記録

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メディアワークス文庫
フェイスゼロ―とある殺人の行動心理記録

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049129663
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「共犯者にならないか」
 警視正銃殺事件の証拠ねつ造の疑いをかけられた検事・諭吉の前に現れた、正体不明の男・山田誉。心理学者と嘯く彼は、事件の鍵となる重要な証拠を握っていた。
 事件の真相に気づいた部下が殺され復讐を誓う諭吉は、訝しみながらも誉と協力関係を結ぶ。しかし事件は次々と犠牲者を増やしていき――。そして、『顔の無い男』誉の隠された真意と衝撃の真実に、戦慄するラストを迎える。
 手に汗握る緊迫の犯罪心理サスペンス!

内容説明

「共犯者にならないか」警視正銃殺事件の証拠ねつ造の疑いをかけられた検事・諭吉の前に現れた、正体不明の男・山田誉。心理学者と嘯く彼は、事件の鍵となる重要な証拠を握っていた。事件の真相に気づいた部下が殺され復讐を誓う諭吉は、訝しみながらも誉と協力関係を結ぶ。しかし事件は次々と犠牲者を増やしていき―。そして、『顔の無い男』誉の隠された真意と衝撃の真実に、戦慄するラストを迎える。手に汗握る緊迫の犯罪心理サスペンス!

著者等紹介

青木杏樹[アオキアンジュ]
『ヘルハウンド 犯罪者プロファイラー・犬飼秀樹』(メディアワークス文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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momi

31
ヘルハウンドシリーズのスピンオフ作品!昭和が舞台になっているということで主役は龍一郎のお父さんとヘルハウンドにも登場する犬飼の師匠「山田誉」です!心理学者「山田誉」って若い頃は正体不明で不気味さを漂わす…こんなにも謎の男だったのですね!龍一郎のお父さんですが…私の思い描いていた感じとはまったく別人で…なかなか人間臭くていい人でした!今回は山田誉の隠された過去が明らかにされ…いつもながらこのシリーズには驚かされます!!登場人物それぞれが暗い過去をもっていた…ということでいろいろと面白くなってきました。2020/03/24

鶯@芒羊會

12
「ヘルハウンド」の青木杏樹先生の新作と聞いて。犬飼先生の師匠・山田誉と諭吉龍一郎の父・藤吉郎の過去が描かれる。山田誉と諭吉藤吉郎、2人の視点から物語はひとつへ集約される。面白かったー!!諭吉藤吉郎のまっしろで頑なな感じ、最初は流石親子だなあと思ったけどむしろ息子の方が吹っ切れたら色々やらかしかねない感じな気もする。それは母親譲り?マリアさんや天童寺などおおっとなるキャラクターの登場も嬉しい。このシリーズももっと見たい!2020/01/15

きたさん

12
なんだか読みにくかったなぁ、という印象。昭和50年代という時代もあって、別にこのレーベルで出す意義が理解できなかった、ということに引っかかっていたせいだと思っていたのだけれど、それ以上に会話文が改行なしに続くことが時々あるのが結構なストレスだったらしい。やりたいことはわかるのだけれど。2020/01/12

HANA

9
検事と心理学者の話。最初どう進むのかよくイメージできなかったけれど進んでいくうちに納得の展開。良いコンビで面白かった。2020/03/16

はる

8
ヘルハウンドスピンオフ。本編より、こちらの方が私の好み。諭吉副検事の父と、山田誉教授の若い頃。二人の出会い。ただ、相変わらず意味の分かりづらい文章があって、読むのに時間がかかった。 2021/07/10

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