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出版社内容情報
あなたの節目に縁を彫る。ここはアリクイが営むおいしいハンコ屋さん。
内容説明
「ということは、ハトの小説家も、カピバラのデザイナーも実在するんですね。アリクイのハンコ屋さんに」ミナミコアリクイの店主が営む『有久井印房』は、コーヒーとケーキがおいしいちょっと変わった印章店。訪れたのは鉄の女と呼ばれるバリスタに、姉たちに悩む末の弟、そしてトラブルメーカーな有久井印房大家さん。アリクイさんは彼らのハンコに「人」を彫り、離れた心をそっと包み込む。不思議なお店で静かに始まる、縁とハンコの物語。
著者等紹介
鳩見すた[ハトミスタ]
『ひとつ海のパラスアテナ』(電撃文庫)で第21回電撃小説大賞“大賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
67
癒やしスポットとしてだけではなく、人と人をつなぐハブとしての役割も果たす有久井印房。今回も本領発揮、長いシリーズになってほしい。2019/09/26
papako
59
前巻で終わりだと思っていたこのシリーズ。楽しめるんだけど、3巻のハトの話が強烈すぎてほとんどの楽しい記憶が上書きされて、あまり好きなシリーズじゃなくなっていました。読んでみれば楽しんだんだけど、やはりハトの話がいらないや。今度こそ終わりかしら?メディアワークスのシリーズは3冊が最初の関門だったから、あと1冊でるのかしら?こりゃ本の感想じゃないね。2021/06/10
野のこ
59
フォカッチャが自分には合わなかった分、アリクイさんの続編が読めて嬉しかったです。今回のテーマは「離縁」と心穏やかではないですがさすがハトさん、読み終えるころにはほかほかと癒されました。お別れの時にも人生は印房と共に歩んでいく。そしてアリクイさんの威嚇ポーズ可愛すき♡このカフェも変化を見せてちょっと戸惑いつつもまだまだ続きそうな予感で良かった。2020/01/24
スカラベ
53
シリーズ第4作。前作でアリクイ印房を取り巻く謎についてはほぼ紐解かれた。もうこれで完結か?と思いきや、アリクイさんが最後に発した驚愕の一言が尾を引いていたため、この事の顛末を解き明かす本作が執筆されるのは自明の理だったのだろうと推察される。今回はあとがきにもあるがテーマは「離縁」と少々重い。しかし、ところどころでアリクイさんのキャラが癒しを与えてくれるとともにシリーズを通して繋がる登場人物の輪にニヤリとさせられる。新たな門出を迎えつつある印房のその後が気になる。ん~、やはり陰謀から抜け出せそうにないなぁ。2019/12/03
ミュポトワ@猫mode
46
アリクイのいんぼうの4巻目読了しましたが、最後の1章がどうしても読めずに1ヶ月近く放置してました。まぁ内容は覚えてたんですけど、どうしても手が出ず…あとがきのテーマ読んでなんとなく想像ができました。また、続編が出そうな予感がしますので、続きがでたら読んでみたいと思います。とはいえ、あまり変化しすぎると世界観壊れないかなぁと心配もしてます。あ、続編が出たらフォッカチャも一緒に買おう。今回はまさかリンクしてるとは思わずに買わなかったので。2020/06/02
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