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出版社内容情報
ハリネズミのフォカッチャが導く、彼と彼女のおいしい謎解き物語・第2弾。
内容説明
僕が一目惚れしたのは“ささいな謎”を愛する、ちょっと不思議なパン屋の店員さん。「返事は桜の季節にください」そんな麦さんに想いを打ち明けた正月も過ぎ、僕らは再び「日常の謎」を紐解いていく。消えたしゃもじに、誰も知らない透明少女、そして麦さんの出生に隠された、計り知れない愛の秘密。パンとコーヒーと“ハリネズミ”とともに、今日も僕らのおいしい謎解きが始まる―。フォカッチャが初めての恋にときめくと、約束の春はすぐそこに。
著者等紹介
鳩見すた[ハトミスタ]
『ひとつ海のパラスアテナ』(電撃文庫)で第21回電撃小説大賞“大賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミュポトワ@猫mode
60
フォカッチャシリーズ2作目。多分、コレで完結だと思います。たぶんですが…この作者さんの場合、突然続編が出たりするのでwアリクイの4巻目みたいに。っで、今回もユルフワミステリーかと思いましたが、謎解きはあまりなく、主人公の生い立ちの説明だとか青春恋愛系のお話になってました。恋愛系苦手なんだけど、途中はニヨニヨしてしまったw最後の生い立ち部分はちょっとなきそうになりましたが、最後がハッピーエンドでよかったと思います。すべての謎が解けてスッキリしましたし、たまにはこういう緊張しない読書も良いものですね♪2020/08/06
えみ
56
幸福を心の底から信じてみる。自分の幸せを恐れない!湧き上がる感情を素直に、真っ直ぐ相手にぶつけていけばいい。想いを伝えることに遅すぎることはない。幸せは大切にしている限り誰にも汚されないのだから。今が2人と2匹にとって幸せでないのなら、悠久、幸福を感じることはないのではないか。と思うほどそこに愛が綻んでいた。怖がることはない、脆くない、そこに愛と謎があれば!!小さな疑問を解き明かしながら恋を育む、絆を強固にしていく。人を好きになる幸せ、人から好かれる幸せ、それを観察できる幸せ。フォカッチャ第二弾。恋口腹。2023/12/28
hirune
48
ど天然な発言で あのアリクイのいんぼう中最強キャラの宇佐ちゃんさえ傷つけた過去を持つ麦さん。そして彼女に振り回された挙句 冷たい言葉でザックリ切り捨てられ満身創痍な蜜柑崎捨吉君。これは精神的SM小説か?しかもギャグ仕立ての?と思ったらたどり着いた麦さんの出生の秘密がシリアスで重たいものでしたね〜😅そして暴走するハッピーエンドへ…ぶっ飛び具合が楽しかったです♪2019/11/27
み
28
続けて2作目。何かハマらず(>_<)ちと残念なり。シリアスな方向に進んだからかな?2019/12/09
青蓮
25
この作家さんはどこか重めのエピソードを持っているが、最後がハッピーエンドなので安心して読める。シナモンロールとホットアップルサイダーはいつか試してみたい。2021/02/14
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