メディアワークス文庫<br> 横浜ヴァイオリン工房のホームズ〈2〉

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メディアワークス文庫
横浜ヴァイオリン工房のホームズ〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 252p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049125368
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

横浜・本牧にある楽器修理工房『響』店主の響子さんは、元天才ヴァイオリニスト。天才的な「絶対音感」で様々な音から謎を解く名探偵だ。ひょんなことから工房の下宿人兼助手となった大学生の広大は同級生から、いわくつきの楽器の相談を持ちかけられる。それは、所有者に不幸をもたらす「呪いのヴァイオリン」だった。オカルト嫌いの響子さんに、依頼を受けてもらうため画策するが―。横浜を舞台に、名曲、楽器に隠された秘密を解く、芸術ミステリー第2巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コットン

60
軽いミステリー調の読み物。絶対音感探偵っていうのが面白い。楽器修理工房店主の響子さんが推理していくが、ちょっと不自然な男言葉風なのが気になる。2023/12/17

よっち

29
元天才ヴァイオリニストで「絶対音感」で様々な音から謎を解く名探偵・響子と助手の広大に、同級生からいわくつきの楽器の相談を持ち込まれる第二弾。所有者に不幸をもたらすナポレオンも所有した呪いのヴァイオリンの正体、中華街の二胡の名手に依頼された駆け落ちした息子の捜索、戻ってきてしまうヴァイオリンがもたらした再会。二人で謎解きに挑むエピソードを重ねてゆく中で、独特の感性で広大を振り回す響子さんと、すっかり助手っぽいポジジョンに収まった広大の関係もいい感じに馴染みつつあって、二人の今後も気になるところではあります。2019/06/11

まるぼろ

19
さて今巻に収録されているお話は三編、所持者を不幸にすると言われている呪いのヴァイオリンの話と中華街の劉一家と二胡に纏わるお話、そして響子さんとある思い出のヴァイオリンについてのお話です。最後の山鹿村に纏わるお話は例外として、他の二編は響子さんの性格も相まって結構コミカルに読めて楽しかったです。勿論こちらも家族的な暖かさがあるお話で良かったですが。最後の幸代さんと明さんのお話は読んでいて切なくなってくる様なお話でしたが、最後いい意味でやられました。次巻もどんな話になるのか楽しみです。2019/06/26

しぇん

15
続きが出ると思ってなかったので少し驚きました。一巻同様やや薄い物語の気もしますが、そこが良いとこなのかなと。三話目の沈んだ村の話はこの物語らしい優しい話でよかったなと。ホーンテッド・キャンパスとかだと怨念篭ったホラー展開になりそうだなと益体も無い事を考えてしまいましたが。しかし、主人公二人の関係着実に響子さんの思い通りの関係に進んでますね。続きでたらどこまでいくのでしょうか?2019/04/25

しぇん

13
KindleUnlimitedで再読。続きが出なかったのが残念です。しっとりした話が多かったですけど、最後のお話も中々切なくて良かったですね。2023/01/06

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