ＤＥＮＧＥＫＩ 夜明けのブギーポップ

上遠野 浩平【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2019/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 259p／高さ 19cm
• 商品コード 9784049122749
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

君はこの世に取り返しがつかないことはないと思うかい？　辛い過去も、どうにかして清算することができると思うだろうか。それとも過去は、触れることのできない暗部でどうしようもないかな？　昔に起きたことはその後のすべてを決めて変えることはかなわないのだろうか？　……これはぼく、ブギーポップの誕生に関する物語だが、ここには四人の変わり者が登場する。彼らは探偵で、人の恐怖を喰らう者で、作家で、暗殺者だ。彼らが炎の魔女と出会うときに辿る道を、あなたは取り返しのつかぬ失敗と見るか、それとも――エンタメノベルの歴史を変えた「ブギーポップ」、その最初の事件が幕を開ける。
巻末に上遠野浩平書き下ろし「補記」を収録、イラストレーター緒方剛志描き下ろしイラスト仕様で贈る新装版。

内容説明

君はこの世に取り返しがつかないことはないと思うかい？辛い過去も、どうにかして清算することができると思うだろうか。それとも過去は、触れることのできない暗部でどうしようもないかな？昔に起きたことはその後のすべてを決めて変えることはかなわないのだろうか？…これはぼく、ブギーポップの誕生に関する物語だが、ここには四人の変わり者が登場する。彼らは探偵で、人の恐怖を喰らう者で、作家で、暗殺者だ。彼らが炎の魔女と出会うときに辿る道を、あなたは取り返しのつかぬ失敗と見るか、それとも―エンタメノベルの歴史を変えた「ブギーポップ」最初の事件。巻末に上遠野浩平書き下ろし「補記」を収録、イラストレーター緒方剛志描き下ろしイラスト仕様で贈る新装版。

著者等紹介

上遠野浩平［カドノコウヘイ］
１９６８年生まれ。１９８８年『ブギーポップは笑わない』で第４回電撃ゲーム小説大賞“大賞”を受賞し、電撃文庫からデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[rosetta]

新刊かと思って手にしたら1999年の電撃文庫の単行本化だと。最近の出版事情は混沌としすぎているな。それでも久しぶりに読んだブギーポップは相変わらず意味の分からない寂寥感に溢れてスゴくいい。

2019/03/16

[秋良]

あの凪がどうして凪になったか。ちょっと初恋みたいな感じでもあったのかな。補記を読むとピジョンがどうしてあそこまでモ・マーダーを憎んだのかがよく分かる。

2019/03/22

[でーたべーす]

書き下ろしが直球で良い

2019/03/24

[v&b]

あとでメモ

2019/06/19

[にー]

20年くらいぶりに再読。やはり面白いです。内容をほぼ忘れてしまっていたのですが、人間らしい情があって内容も率直なお話だったのだなと思いました。今はラノベにも無闇に小難しい物語が溢れかえっているのですがこれは安心しながら読めました。

2022/02/19