メディアワークス文庫<br> 成巌寺せんねん食堂―おいしい料理と食えないお坊さん

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メディアワークス文庫
成巌寺せんねん食堂―おいしい料理と食えないお坊さん

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049121124
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

食堂×坊主×恋愛=? 長年勤めた小さな会社を退職した千束。部屋の掃除をすませ、鼻歌を歌いながら料理でも作ろうと考えていたとき、スマホが鳴った。
 実家の父から、祖父が倒れたと聞き、慌てて北陸の実家に戻る。そこは名刹・成巌寺の仲見世で、三百年以上続く精進料理屋「せんねん食堂」。
 寺と食堂を巡る騒動に巻き込まれた千束は、イケメン僧侶となった幼馴染み、清道&隆道兄弟と再会する――。
 人気シリーズ『ちどり亭にようこそ』の十三湊による愉快痛快な新作、登場!

十三 湊[トサ ミナト]
著・文・その他

内容説明

長年勤めた小さな会社を退職した千束。部屋の掃除をすませ、鼻歌を歌いながら料理でも作ろうと考えていたとき、スマホが鳴った。実家の父から、祖父が倒れたと聞き、慌てて北陸の実家に戻る。そこは名刹・成巌寺の仲見世で三百年以上続く精進料理屋「せんねん食堂」。寺と食堂を巡る騒動に巻き込まれた千束は、イケメン僧侶となった幼馴染み、清道&隆道兄弟と再会する―。人気シリーズ『ちどり亭にようこそ』の十三湊による愉快痛快な新作、登場!

著者等紹介

十三湊[トサミナト]
『C.S.T.』で第20回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”を受賞して作家デビュー。『ちどり亭にようこそ』が第10回エキナカ書店大賞を受賞し、人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

68
カバーの美形のお坊さんたちのどっちが兄でどっちが弟なのかがはっきりしていて良い。真ん中の女性がヒロインの千束。寺院経営の難しさが描かれていて興味深く読了。寺院と檀家でもあり仲見世の経営者でもある商店主の関係や町おこし的な要素といじいじしたイケメンと幼馴染の難儀な恋物語的要素、さらにおいしそうな精進料理の詳細な記述など楽しい要素が多いのでシリーズ化してもよさそうなものなのに…。肉抜きの治部煮がうまそうだ、食べたい。2023/12/16

kei302

52
カバーイラストからBLの気配が…違う、真ん中に描いてあるのは女子(32歳)。成厳寺とその門前町で精進料理の食堂が実家の千束の話。寺にも経営計画が必要な時代。興味深く読んだ。本筋ではないが、読書メーター的なアプリで読友幼なじみ千束の生活パターンを推定したり、自分が読んだ本を薦めて、薦めた相手を誘導、コントロールする寺の次男 隆道の無意識の恋愛感情(たぶん)にちょっと同情したり、感心したり、素直じゃねえなと呆れたり。食えねえヤツです。2023/01/21

葵@晴読雨読

52
これは続きが読みたい1冊。主人公二人の関係もせんねん食堂のこれからも気になる!2021/01/22

はつばあば

46
なんなんでしょう、面白いっちゃ面白いが・・。幼馴染が寺の次男坊で、千束はその寺の境内にある仲見世の一つ「せんねん食堂」の長女。彼女は田舎を嫌って東京にいたが・・祖父が倒れたと聞き、取り急ぎ帰ってはみたものの。なんだか寺の次男坊の手のひらの上で転がらされている32才。「いつかティファニーで朝食を」の女性の方が女としての歯切れが良かったかな。言葉は千束の方が悪かったが(^^;。初読みさんだったので表紙の「たったらはじかった」女性とイケメン坊さんとの関係がどんな内容になるかと。まだ途中のようで続きを期待してます2023/01/22

よっち

38
長年勤めた小さな会社を退職した千束。実家からの電話で慌てて北陸の実家に戻った彼女が、名刹・成巌寺と実家の三百年以上続く精進料理屋「せんねん食堂」を巡る騒動に巻き込まれ、イケメン僧侶の幼馴染・清道&隆道兄弟と再会する物語。妥当な提案をろくに話すら聞かずにこじらせてゆく展開は田舎あるある話ですが、実家に居場所がなくなったと感じていた千束と、地域を盛り上げるために手を尽くす深謀遠慮な幼馴染・隆道もまたいろいろ複雑にこじらせていて、地域再興を二人で盛り上げていけるのか、二人の関係もどうなるのか続刊に期待ですね。 2018/12/13

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