出版社内容情報
バンド結成から現在までを描いた自伝的小説。
目次
結成
バンド名
初ライブ
某大会
初ツアー
メジャー期
アルバイト
自主盤
“NOiD”発足
“NOiD”始動
フェス
十周年
日本武道館
メジャー再契約
著者等紹介
渋谷龍太[シブヤリュウタ]
1987年5月27日生まれ。ロックバンド・SUPER BEAVERのボーカル。2005年にバンド結成、2009年メジャーデビュー。2011年レーベルを離れ、インディーズで活動を開始し、年間100本のライブ活動をスタート。大型フェスにも参加し、2018年には日本武道館単独公演を開催。2019年に兵庫・ワールド記念ホールと2020年1月には東京・国立代々木競技場第一体育館で初のアリーナ単独公演を開催。チケットを即日ソールドアウトさせる。結成15周年を迎えた2020年4月にメジャー再契約。2021年、「愛しい人」がドラマ『あのときキスしておけば』(テレビ朝日系)の主題歌に、「名前を呼ぶよ」が映画『東京リベンジャーズ』の主題歌に起用された。また、自身最大キャパとなるアリーナツアー「SUPER BEAVER都会のラクダSP~愛の大砲、二夜連続~」を日本ガイシホール、大阪城ホール、さいたまスーパーアリーナで開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kou
37
SUPER BEAVERのボーカル染谷龍太さんの自伝的小説。このバンドの曲は以前から大好きだった為、読めて嬉しかった。何故、このバンドの曲が、こんなに心に響くのか少し分かった気がした。軽妙な語り口だが、書かれてないことも含めて想像を絶する苦労があった事がうかがえる。だからこそ人との繋がりの大切さが伝わってくる。前にも増してファンになった。2022/02/28
ミライ
32
YouTubeで「SUPER BEAVER feat. 長屋晴子 – 東京/THE FIRST TAKE」を見てからちょっと気になっていたSUPER BEAVERのボーカル渋谷龍太さんによるバンドの自伝小説。 高校生時代に結成してから、メジャーレーベルと再契約するまでのバンドの軌跡を描いた作品、独特の文体でノンフィクション小説としても読める作品、表現活動をしている人の文章にはやはり力がある。SUPER BEAVER好きの人にはオススメの一冊。2022/07/05
akiᵕ̈
31
これを読み終えて益々、ぶーやんとSUPER BEAVERが愛おしくなってしまった♪メジャーデビューするも、そこから一旦離れてインディーズとしてコツコツ活動し、武道館LIVEも開催できるまで頑張ってきて、また同じ会社からメジャー契約のオファーで再びメジャーとしての活動をする稀有なバンド。散々苦労してきているけど今でも周りの人への感謝は忘れずに、挨拶と筋だけは徹底して通す4人の姿勢は画面を通してからも伝わってくる。本当に山あり谷ありすったもだ大変だったと思うけど、ぶーやんの独特な感性の表現で終始笑いっぱなし♪2023/04/22
楽駿
30
友人本。SUPER BEAVERという音楽グループのボーカル、渋谷龍太氏の書いた、グループの成功と転落、そしてまた、成功へと移り変わってきた変遷と、グループとして歌う意味とかが、語られている。友人の熱い思いを聞き、読んでみた。不勉強で、このグループの事は、全く知らなかった。先に何曲か聞いてみたが、この本を読後に聞いたら、また、違った味わいがあるのかも。シンプルでピュアなので、本自体は読み易い。ただ、未知の人に読ませる為の本ではないので、やはりファン向け?メジャー落ち後の再デビューは、さすがでしたが。2022/05/26
mariann
25
以前から気になっているSUPER BEAVERのフロントマン渋谷氏が語る自叙伝。読み始めこそ文学的すぎる文体に少し引いたけど、どんどん引き込まれた。ファンなら皆知っている彼らの挫折と再生。実力があったが故に若くて右も左も分からないメジャーデビューで心をすり減らし、インディーズに戻って借金とアルバイトで必死に活動した日々。この本を読んでから彼らの歌を聴くと歌詞の意味が違って聞こえた。あなたに届きますように。名前を呼ぶよ、会いに行くよ。2023/03/06