出版社内容情報
●なぜ外国人上司からの評価が低いのか
●発音に自信がなく喋れない
●上司は名前で呼ぶべきなのか
●文化や宗教をどこまで考慮すべきなのか
●映画みたいにハグすべきなのか
などの外国人と働く中でビジネスパーソンが感じる疑問にマイクロソフト本部長である岡田兵吾が答えながら、今の時代だからこそみなさんにアドバイスしたいポイントもコラムとして盛り込み、「武器になるグローバル力」として51の指針に整理しました。オンライン会議やメール、企画立案などで使えるビジネス英語フレーズ600も収録しています。
また、本書では、「コロナ後」のグローバル社会を読者のみなさんがポジティブに生き抜くためのすべを惜しみなく紹介しています。
海外で求められる「GrowthMindset(成長思考)」に基づくグローバル仕事術から、グローバル社会と日本との「働き方」「マネジメント手法」「仕事観」「人生観」などの相違、それらを踏まえた外国人とのコミュニケーションのポイントから国境をまたいだオンライン会議のコツまで、51の指針では幅広いテーマを押さえました。
「ニューノーマル」の世界では、オンラインという制約のもと、これまで以上に彼らの文化や思考を理解してコミュニケーションすることが求められるでしょう。外国人とのコミュニケーションを円滑にするだけでなく、彼らから「Trust(信頼)」と「Respect(尊敬)」を得られる力がつくことを念頭に置いた、外国人とのコミュニケーションの本質にも迫る内容だと自負しています。ぜひ、本書を存分に活用し、「武器になるグローバル力」を身につけてください。読者のみなさんが、夢大きく、志高く活躍されることを願っています。
内容説明
「オンライン会議」、「コーチング」、「企画立案」などシーン別に実践できるビジネス英語フレーズ600収録。ビジネスエリートが実践するオンラインでの仕事の流儀・グローバルでの仕事術も。
目次
海外ドラマや映画などでは、チークキスやハグをする場面がよく見られます。仕事をするうえでは、どのような人に対してするのが普通なのでしょうか?セクハラになったりしないのですか?
一生懸命英語を勉強しています。TOEICのスコアも伸びてきたものの、なかなか自分の考えが伝わらず困っています。
外国の文化的な背景や宗教などを理解するのが難しいと感じています。やはり国ごとに宗教などの気遣いをするべきでしょうか?
トラブルが生じていそうなときに「何か問題が起きているのでは?」と外国人スタッフに尋ねても、堂々と「問題ありません」と言うので、トラブル解決の糸口がつかみづらく、困っています。
コストと時間をかけて精一杯教育した外国人メンバーが、「やっと一人前になった」と思ったところで辞めてしまいました。何がいけなかったのでしょうか?
日本の環境に上手く馴染めず辞めていく外国人が多いです。どうしたらいいでしょうか?
外国人の上司に仕事を頼まれたとき、その仕事に自信がなかったので「自分にできるかどうかわかりません」と言ったら、そのあと仕事を任せてもらえなくなったような気がします。言い方がまずかったのでしょうか。
英語の発音に自信がなく、仕事で外国人とやりとりするときにネガティブな気持ちになってしまいます。
外資系企業は人をすぐクビにするなど厳しいイメージがあります。今後のキャリアプランを考える上で、外資系企業を選択肢に入れるかどうか悩んでいます。
営業の場合、飲み会も大切な仕事です。私の会社は忘年会や新年会、歓迎会、納会、打ち上げ、お花見などを実施しているのですが、外国人メンバーはあまり参加してくれません。〔ほか〕
著者等紹介
岡田兵吾[オカダヒョウゴ]
同志社大学工学部卒業後、アクセンチュア、デロイトコンサルティング、マイクロソフトのグローバル企業3社にて、シンガポール、アメリカ、日本の3カ国を拠点に24年間勤務。現職マイクロソフトでは、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国のライセンス監査業務の責任者を務める。さらに各種コンプライアンスプログラムのアジア責任者も兼任し、アジア全域のコンプライアンス対策およびデジタル変革を推進。これまで、実力主義であるトップグローバル企業3社にて20年以上、15カ国以上の外国人をマネージした経験を持ち、オンライン会議によるグローバルな業務運営を得意とする。世界トップレベルのIEビジネススクール・エグゼクティブMBA取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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