メタル脳―天才は残酷な音楽を好む

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メタル脳―天才は残酷な音楽を好む

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  • サイズ B6判/ページ数 2322/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048961240
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0030

出版社内容情報

「モーツァルトよりメタリカを聴け!」サイコパスからいじめ、不倫まで、人間社会のさまざまな事象を読み解いてきた脳科学者・中野信子が次に選んだテーマ。それはヘヴィメタルです。重く激しいサウンドとダークな世界観で熱狂的なファンを生む一方、その音楽性やスタイルゆえに世間から疎まれがちなヘヴィメタル。しかし様々な研究によって、このサウンドが持つ効能やファンの特性が明らかになった結果、世界中の科学者からポジティブな評価を得るに至っています。「ヘヴィメタル」その特徴を本誌解釈で端的に表すと「天才が好み、天才を育む音楽」であるということ。良識的な人々が眉をひそめるヘヴィメタルには、認知機能や知的好奇心、ストレス耐性の向上など、知育に欠かせない数々の効果が認められるのです。自らも幼少の頃からヘヴィメタルに親しんできた中野が、これらのユニークな先行研究を紹介すると共に自身の経験も織り交ぜつつ「天才のための音楽」のメカニズムを解説します。脳科学・心理学的な縦横無尽のアプローチを重ねた末、中野の考察はヘヴィメタルが果たすであろう社会的役割にも到達します。世の欺瞞や偽善を鋭く訴える一方、怒りや絶望といったネガティブな感情を緩和させ、正義の感覚を醸成させるこの音楽は、現代社会における自立した個人のあり方を促すのではないか。それは、単なる反骨とも反社会とも異なる「非社会」というスタンスです。各国でポピュリズムが台頭し、民主主義の行く末も危ぶまれている昨今、閉塞した世界を変える「強い個」を生み出すのがヘヴィメタルやヘヴィメタル的スタンスなのかもしれません。予言にも似た中野の指摘は、既成概念を打ち崩す驚きを与えてくれることでしょう。次代を担う若者へ、そして彼らを育てる大人たちへ、今こそ声を大にして伝えたい
「モーツァルトよりメタリカを聴け!」

【この本のポイント】
幸せホルモン「オキシトシン」の影響から読み解く、脳とメタルの幸福な関係
→脳に効く劇薬(メタル)が子供を守り、天才を育てる
・ヘヴィメタルは孤独や不安を癒やし、自己評価を下げない
・ヘヴィメタルはストレス耐性を上げ攻撃性を和らげる
・ヘヴィメタルは世の中の欺瞞を見抜く強い「個」を育む
・ヘヴィメタルは世間に流されない“非社会性”が身につく など

中野 信子[ナカノ ノブコ]
著・文・その他

内容説明

中野信子史上、最高に危険なアプローチ。モーツァルトよりメタリカを聴け!孤独や不安を癒し、自己評価を下げない。ストレス耐性を上げ攻撃性を和らげる。世の中の欺瞞を見抜く強い「個」を育む。世間に流されない“非社会性”が身につくetc.脳科学が明らかにする“天才のための音楽”混沌とする世界を救うのは、ヘヴィメタルだ!

目次

第1章 わたしを救ってくれたメタル(はじめて「色のついた音楽」に出会った;「孤立してもいい」という安心感を与えてくれた ほか)
第2章 メタルが真の強い「個」を育む(人は自らの精神状態を表現してくれる音楽を求める;幸せホルモン・オキシトシンで決まる「愛着」のかたち ほか)
第3章 モーツァルトよりメタリカを聴く(ただの空気の振動が人の認知を変える不思議;メタルを聴くと認知機能が向上する ほか)
第4章 メタルは世界の欺瞞を見抜く(民主主義の終わりがはじまっている;メタルファンは尻馬に乗らない ほか)

著者等紹介

中野信子[ナカノノブコ]
脳科学者、医学博士、認知科学者。東日本国際大学特任教授。1975年生まれ。東京大学工学部応用化学科卒業、同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。08年から10年まで、フランス国立研究所ニューロスピン(高磁場MRI研究センター)に勤務。脳科学、認知科学の最先端の研究業績を一般向けにわかりやすく紹介することで定評がある。コメンテーターとしてテレビ番組に出演する傍ら、ベストセラーも多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

137
面白くは読めたのですが、正直自分が(勝手に)思っていた感じの内容とは、ちょっと違っていました。もっとたくさんメタルアーティストのネタが書かれて、ソコと脳科学的な話をリンクさせるのかなと期待していたのですが、結構深い脳科学寄りなお話でした。著者が同い年というコトもあり、興味を持って読み始めましたが、改めて人の考え方というのは本当に様々なんだなぁと認識しました。メタリカ大好きな私としては、もっとメタリカの話が読めるかなと期待しましたが、ちょっと肩透かし感が。私は天才ではないので単純なメタル好きなオッサンです。2019/03/02

ナイスネイチャ

99
図書館本。メタリカ、メガデス懐かしいなぁ。マルムスティーンとかすぐに飽きたな。とか思いながら読んでました。ただ中野さんのメタル愛は凄い。2019/08/03

『よ♪』

75
マイノリティであるメタルファンの立ち位置を「反社会的」ではなく「非社会的」と表現するのが面白い。"正義感"と"欺瞞への反応"、"創造的""落ち着き""内向的"、思い当たる節についニヤリとする。ヴィジュアル系の見解で何故か"伊達政宗"の例を挙げ、その内容がまた面白く『さすが大学の先生。懐が深いなぁ』と唸ってしまった。3章まではメタル好きな思考のモノ事の捉え方や感じ方についての事実と推論。4章のポピュリズムはメタル自体とは離れるが非常に興味深い内容。でも此処だけで本1冊書けませんか?他の著書も読みたくなった。2019/07/15

Die-Go

72
図書館本。脳科学者として、テレビコメンテーターとして名を馳せる中野信子博士による、ヘビーメタルが脳に及ぼす影響についての言及。多岐にわたっているため、少し浅さも否定できないが、なかなかに面白い知見だった。メタル好きの私としては、自己肯定感が上がる思い。中野博士はごりごりのメタルが好きな傾向にあるようで、ちょっとお洒落なメタルが好きな向きがある方には少し合わないところもあるかもしれない。★★★★☆2023/10/30

たいぱぱ

65
「モーツァルトよりメタリカを聴け!」こんな帯をみたらメタルファンは手に取りますよ。テレビでよく見かける中野信子さんがメタラーだとは驚きましたが、まさかこんなに辛い幼少期を送っていたなんて…。メタル好きはどういう傾向の人間なのか?そしてメタル音楽にはどういう効果があるのか?脳科学的にわかりやすく面白く語られてます。アイドルなどに「偽物」を感じて疎んじる傾向なんて、とてもよくわかる。LIVEの高揚感の理由に納得。モーツァルト効果は嘘だったなんて知らなかったな〜。戦国武将まで話が及ぶところがまた中野さんらしい。2023/10/20

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