自分を好きになろう―うつな私をごきげんに変えた7つのスイッチ

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自分を好きになろう―うつな私をごきげんに変えた7つのスイッチ

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048959537
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0095

出版社内容情報

2ヶ月ぶりの換気、10秒片付けから始まった、うつな思考回路からの解放!恋愛、仕事、お金……
「なにもかもうまくいかない」理由は、自分が嫌いだったから。

『境界の町で』で鮮烈なデビューを果たした岡 映里が、うつ症状と向き合い「ごきげん」な自分を取り戻すまでの
試行錯誤の1年半を書き下ろした、今までにないうつ回復エッセイ。
人気漫画『臨死!!江古田ちゃん』『ありがとうって言えたなら』の著者、瀧波ユカリによる描き下ろし漫画も収録。
自分と向き合うこと、自分を愛すること、あなたはできていますか?

【本書「はじめに」より】
心が不安定に揺れ、怒りの感情をコントロールできなかった時。
精神疾患のつらい症状を抑える薬を飲んで、感情が消えてしまった時。
不仲の両親のことを考えると、決まって心が凍ったようになって表情が消えてしまう時。
「自分だけがないがしろにされている」と思い込んで、友達の輪から離れ自分の殻に閉じこもってしまった時。
私は、自分の心が、なぜ、そうなってしまうのか、その原因やきっかけが全くわかりませんでした。長く続いた抑うつ状態も、「これは自分の運命で、自分にはどうにも変えることができない」と諦めていました。
でも、結論から言えば、それは「心の地図」を持っていない状態で、心を彷徨わせていただけだったのです。―――

【本書解説より】
―――最近の脳科学でも、うつ病を持続させているのは、この否定的思考や感情の反復(反芻:rumination)ではないかと考えられています。
つまり、自らの思考が病気も持続させているのです。
主人公の映里さんは、本書『自分を好きになろう』のなかで、そんなネガティブな世界から、いろいろな人の助けを借りながら(これも自分の力の一部です)、サバイバルした経験を語ってくれています。
そして病気は確かに自分のせいではないけれど、病気と付き合っていくやり方は自分で決められるんだ、ということに気付きました。
きっかけは、ありふれた一つの「行動」でした。それは「症状」というより「疾病行動」ともいえるある種の自分で作った“思い込み”に気づくことからはじまりました。
掃除をする、それも自分の近くのペットボトルを10秒だけ片付ける、という実現可能な小さな「行動」からはじめたことが成功の元でした。―――
医療法人桜桂会 犬山病院 院長 高沢 悟



第1章 ゴミ屋敷を片付ける
第2章 明るい色の服を着る
第3章 言葉を変える
第4章 過去を書き換える
第5章 笑顔を外に伝える
第6章 筋トレをする
第7章 人の役に立つことをする

岡 映里[オカ エリ]
著・文・その他

瀧波 ユカリ[タキナミ ユカリ]
著・文・その他/イラスト

内容説明

恋愛、仕事、お金…「なにもかもうまくいかない」理由は「自分が嫌い」だったから!「片付け」から始まった1年半の体験記。

目次

第1章 ゴミ屋敷を片付ける
第2章 明るい色の服を着る
第3章 言葉を変える
第4章 過去を書き換える
第5章 笑顔を外に伝える
第6章 筋トレをする
第7章 人の役に立つことをする

著者等紹介

岡映里[オカエリ]
作家。1977年、埼玉県三郷市生まれ。ホテル宴会場の皿洗い、クラブ店員、パソコンショップ店員、歯科助手、家庭教師などの職を転々としながら、慶應義塾大学文学部フランス文学科卒業。のち、Web開発ユニット起業、会社員、編集者、週刊誌記者などの仕事を経る。2013年、双極性障害と診断される。仕事をやめ、離婚などの経験を経て、2年間の治療を経て2015年に症状が落ち着く。以後も続いたうつ状態を、行動療法、認知療法的な視点から改善

瀧波ユカリ[タキナミユカリ]
漫画家。1980年北海道札幌市生まれ。2004年、月刊アフタヌーンで四季大賞を受賞しデビュー。エッセイも発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レリナ

27
自分の中の警察官という発想が自分の中になかったので、この本から様々な心の救済方法を学んだ。自分の心を把握する上で、様々な手段の取り方、行動の仕方、心の持ちようなど、自分には足りない自分との向き合いかたがこの本には書いてあった。自分の過去との向き合う方法とか、今まで考えたことはあったが、なかなかうまくいかなかった。この本はわかりやすくその方法も書いてあったので、実践したい。まさか筋トレをするという立ち直り方が選択肢にあったのは驚いた。7つのスイッチ使いこなしたいと思います。2020/01/16

アコ

20
twitterで知った本。新潮社記者としてバリバリ働いていた著者が38歳で患った双極性障害。そこからどう回復していったかが難しいこと抜きで語られている。著者が薦める“自分を好きになろう”の方法はいずれも真似しやすいとても簡単なもの。「精神科では薬で症状を抑えることはしてくれたけど『幸せになる方法』までは教えてくれない。そこからは自分でやらないと」というくだりが印象深い。人間は脆く、しかし強い。自分が本当にしたいことをすること、自分で自分を褒めたり肯定することは本当に大事なんだね。2018/01/03

majiro

13
多くの人に、希望を与える一冊だ。類書をずいぶん読んできた自分も、ずいぶん救われました。2017/12/02

こかち

11
自分を好きになりたくて…読んだわけではない。近親者に鬱を患っている人がいるので、参考になるかもと読んでみました。10秒片付けや笑顔の癖など、生活に取り入れたいメソッドもあり。2017/08/22

ほのぼの

10
タイトルに興味があったので、図書館で予約。病気をぶり返したころ順番が回ってきた。文章がストンと入ってくる。苦しんでいる娘にも読ませたい。2017/08/07

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