なぜ日本の音楽はマーケティングを誤ったのか―弱虫のロック論〈2〉

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なぜ日本の音楽はマーケティングを誤ったのか―弱虫のロック論〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048956994
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

5千本以上のライブ、2千組以上の音楽家を取材した筆者による最新評論集受け継ぎ、競い合い、影響し合い、世代を超え交流する
幾重にも連なる交わりが、生きた音楽の歴史になる 最新評論集

前作「弱虫のロック論」から3年。震災や音楽環境の変容に立ち向かいながら、なんの権力も金も持たない者が叫ぶ歌だからこそ信じられるという“弱虫のロック論”は健在だ。ビッグ・ビジネスにも面白い音楽はあるが、それは他の同業者に任せておくとして、僕は元気な弱虫たちやポンコツたちにもっと出会いたい。そして、もっと音楽の素晴らしさについて書いていきたい。

平山 雄一[ヒラヤマ ユウイチ]
1953年、東京生まれ。1978年から音楽評論活動を開始。
J-POP、J-ROCKの創成期からずっと音楽シーンを見つめ続ける。
雑誌・テレビ・ラジオ・音楽サイトを通して「J-POPやJ-ROCKの今」を論じてきた。
これまでインタビューしたアーティストは尾崎豊からクリープハイプまで2000組以上。
観たライブはサザンから水曜日のカンパネラまで5000本以上。
2013年に評論集『弱虫のロック論』を上梓

目次

1 ライジング・サン・ロックフェスティバル―初めてのRSRF
2 音楽ビジネスの変容―20世紀末の音楽業界
3 東日本大震災とミュージシャン―東日本大震災直後のピンクフロイドと辺見庸
4 東日本大震災後の音楽シーン―震災後のアルバム スピッツ ACIDMAN BUMP OF CHICKEN
5 カバー・ブーム―徳永英明 田島貴男
6 『弱虫の俳句論』
7 ミュージシャンは現代人の鏡

著者等紹介

平山雄一[ヒラヤマユウイチ]
1953年1月10日生まれ。一橋大学社会学部卒。78年より音楽評論活動を開始。俳人としても活躍中。わらがみ句会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

amanon

2
リアルタイムの音楽シーンに殆ど興味が持てなくなって久しいが、本書の著者平山雄一は還暦を過ぎてもなおライブハウスに足を運び、ミュージシャンと交流し、様々なイヴェントを立ち上げている。まずはそのヴァイタリティに感服。また、本書のキー・ワードである「弱虫」はある意味ロックの本質をついているようで、かなり共感が持てた。「そうか、弱虫でもいいんだ」みたいな。後、驚かされたのが、著者が長いこと俳句を嗜んでいたという事実。そのことによって、歌詞を見る目が変わってきたというのは目から鱗。ただ、タイトルがちょっと頂けない、2016/11/27

おはじき

0
前作と比べてミュージシャンによりすぎてはないかと感じだ。前作は、多少つきはなした視線が現在のロックジャーナリズムとは違っていて新鮮だったので少し残念。2017/12/31

Yone

0
サブタイトルになっている「なぜ日本の音楽はマーケティングを誤ったのか」という部分はとても興味深く、納得感もある説明だった。 他にも震災後の音楽や、いくつかのアーティストの伝説のライブ、カバーソング等複数のテーマについて描かれた作品。筆者が本当の音楽好きなのがよく分かる。2017/11/23

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