声なき魔女と星の塔

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048934527
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

 フェイジア王国の国境付近で古代遺跡の発掘作業に従事していた少年ファルは、ある日、遺跡の近くで少女ステラを救う。
 彼女は、何者かに“声を奪われていた”。やがてファルは、ステラが王国の魔導師で、謀反の疑いを掛けられ追われている身だと知る。
 人間と灰の民の混ざり血として蔑まれ、人間を憎むファル。だが声を失いながら希望を捨てないステラに徐々に惹かれていく。
 そんな中、二人の前に王国からの追手が現れステラは攫われてしまう。ファルはステラを救うため単身王都に乗り込むことを決意するが、それは封印された古代遺跡を巡る巨大な陰謀の幕開けだった。
 声を失った少女と灰の民の血を引く少年が出逢う時、いにしえの魔法が再び息を吹き返す!

内容説明

フェイジア王国の国境付近で古代遺跡の発掘作業に従事していた少年ファルは、ある日、遺跡の近くで少女ステラを救う。彼女は、何者かに“声を奪われていた”。やがてファルは、ステラが王国の魔導師で、謀反の疑いを掛けられ追われている身だと知る。人間と灰の民の混ざり血として蔑まれ、人間を憎むファル。だが声を失いながら希望を捨てないステラに徐々に惹かれていく。そんな中、二人の前に王国からの追手が現れステラは攫われてしまう。ファルはステラを救うため単身王都に乗り込むことを決意するが、それは封印された古代遺跡を巡る巨大な陰謀の幕開けだった。声を失った少女と灰の民の血を引く少年が出逢う時、いにしえの魔法が再び息を吹き返す!

著者等紹介

森日向[モリヒナタ]
岐阜出身。2015年に『レトリカ・クロニクル 嘘つき話術士と狐の師匠』で第21回電撃小説大賞“銀賞”を受賞し、同作で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サキイカスルメ

12
好みのものがギュギュっと詰まってる!人間とテーベ(不思議な力を持つ種族)のハーフであることでどちらからも嫌がられてきたファルと、王国の魔術師で人間の少女ステラが出会って始まるお話。ボーイミーツガール、短い期間に心を通じ合わせて想い合う2人と、若い2人には過酷すぎる展開、と面白さにどんどん惹き込まれていきました。ファルとステラの主役二人も素晴らしかったのですが、コルヴァスの存在も大きかったですね。最初の登場から、まさかこんな風になるとは予想もつかなくて。ファンタジー、楽しませていただきました。2018/02/04

ぽて

4
【フェイジア王国で古代遺跡の発掘作業中にファルは、声の出せない少女ステラを拾う。やがてファルは、ステラが灰の民から忌まれる魔導師で追われている身だと知る。混血として蔑まれるファルだったがステラに徐々に惹かれていく。ファルは攫われたステラを救うため単身王都に乗り込むことを決意するが、それは封印された古代遺跡を巡る巨大な陰謀の幕開けだった…】表紙のイメージよりはしっかりとした世界観だった(笑) 魔法のイメージの表現が目に浮かぶような表現だったので、ファンタジー映画向きかも? なかなか読みやすくて面白かった。2018/10/21

るか

3
ボーイミーツガールの王道ファンタジー。世界観や設定もよく練られていて非常に良かったです。人間とテーベの関係性やハーフであることの意味など読み進めると徐々に明らかになっていく。過去から続いてきた歴史なども絡んで来てこの世界に入り込んだような気分になりました。ファルの誠実さやステラの信念にも共感出来ましたしコルヴァスなりの正義にも考えさせられるものがありました。この2人なら皆が笑って暮らせる世界を造ってくれるだろうという確信が持てた。ラストはこちらまで幸せが溢れ出てくるように感じられる素敵なお話でした。2018/02/13

イツキ

2
意外と、っていったら失礼だけど読みやすいけどしっかりしたお話で、楽しく読了。ステラとファルの関係にニヤニヤします。個人的な好みを言えば、魅力的なぶん倍くらいの文字量で各キャラや魔法の設定とか掘り下げて欲しかったなーという気持ち。2018/11/30

まんま

2
王道ファンタジー。魔法式の場面が鮮やか。コルをもう少し掘り下げてほしかったけど、ステラたちの物語だからあれくらいでよいのかな。ラピュタとか、図書館の魔女(こっちは大人しくない)好きにはオススメ。 個人的には、もっと濃くてもいいかなーと。2018/05/04

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