- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 日本文学
- > メディアワークス文庫
出版社内容情報
ブラック企業から逃げ出したOL・萩原優奈が父親の薦めにより再就職した先は……なんと「顔が見えない」のをいいことに、ヘンな妖怪たちが働く電話受付会社だった!
雪女や天狗、カッパやらがヘッドセットを装着して電話応対……そんな光景が広がる「九十九コールセンター」。センター長の妖狐・稲野さん(ちょっと格好いい)曰くここは優奈の父が創った会社で、ぜひ次期社長になってほしいということで……って、ええっ!? 突然飛び出した社長話、どうするどうなる!?
内容説明
ブラック企業から逃げ出したOL・萩原優奈が父親の薦めにより再就職した先は…なんと「顔が見えない」のをいいことに、ヘンな妖怪たちが働く電話受付会社だった!雪女や天狗、カッパやらがヘッドセットを装着して電話応対…そんな光景が広がる「九十九コールセンター」。センター長の妖狐・稲野さん(ちょっと格好いい)曰くここは優奈の父が創った会社で、ぜひ次期社長になってほしいということで…って、ええっ!?突然飛び出した社長話、どうするどうなる!?
著者等紹介
水沢あきと[ミズサワアキト]
2006年、第6回電撃hp短編小説賞銀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蕭白
13
図書館で衝動的に借りましたが、ライト系らしく、読みやすくて良かったです。2018/08/22
Mu@仔羊堂
13
ライトなお仕事小説に持ち味のある作者の、なぜかあやかし達の会社を舞台にした物語。その会社で働きだした人間の女性が主人公なんだけど、お仕事ものらしく、仕事のピンチを知恵とアイデアで改善していく様子は、さすがに手慣れたもの。やっぱり作者の物語はこういう系統が楽しいね。とはいえ、ラスト近くまで別に普通の会社の物語でも、全然いいんじゃないという展開だった。さすがにラストはあやかしならではの一発逆転があって納得。楽しかった。それにしても、あやかしたちの生活も、現代では世知辛いんだねえ(笑)2018/08/20
日奈月 侑子
12
さくさくと読みやすい一冊でした。コールセンターのあれこれにちゃんと触れるのが初めてだったので、結構興味深かったです。 割ととんとん拍子に話が進むし結構まとまってるので、ストレスなく読めました。 高尾に関しては、最後ら辺ちょっと可愛げが出てきましたが、前半でやらかしてたあれこれが多すぎて「おいおい…」となる事も多かった気がします。何にしても、萩原ちゃんや周りと和解出来て良かったです。 続きがあるのであれば、萩原ちゃんと稲野さんの関係性が進展するかとかを見てみたい気もします。 キャラとしては氷林さんが好きです2018/12/31
サンゴ
12
あやかし達の普段の生活に興味がわいてきました2018/03/01
HANA
12
ブラック企業を退職しその後あやかしたちが働いているコールセンタで働くことになった主人公。色々と問題を抱えている会社を立て直していく内容で全体的にサラっと進んでいくような雰囲気はあったものの設定は面白かった。2017/11/29