目次
1 法華経と日蓮聖人―法華経に生きた人びと(法華経概観;法華経の成立と流伝;最澄の法華信仰;法華経と日本文化;法華経の生死観;法華経の浄土観;日蓮聖人の人生暦と著述;日蓮聖人の直弟子と篤信の檀越;つらぬかれた法華信仰;法華殉教のびと)
2 日蓮聖人遺文講座(正法の確立をめざして;南無妙法蓮華経の意味;永遠なる生命のいぶき;一乗の妙法と久遠の本仏;人生の支柱と宇宙の実相;織りなす十界まんだら;人生の苦難と信仰の喜び;愛の喜びと別れの悲しみ;日蓮に殉じ法華に生きる)
著者等紹介
田村芳朗[タムラヨシロウ]
大正10年4月11日、大阪市に生まれる。昭和24年東京帝国大学(現東京大学)文学部印度哲学梵文学科卒業。同29年同大学院(旧制)修了。専攻は日本仏教思想史・日本思想史・仏教哲学。昭和37年2月、文学博士号取得。その後、東洋大学教授(文学部長)を経て、昭和47年4月東京大学文学部教授に就任。同大学定年退職後は、立正大学教授、興隆学林専門学校非常勤講師等を歴任。昭和61年4月、紫綬褒章を受章。平成元年3月20日遷化。その間、法華宗内にあっては、千葉県浄教寺住職、教学研究所所員、教学審議会委員等の要職を歴任
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