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出版社内容情報
『フォーチュン・クエスト』シリーズで伝説の青の聖騎士として語られるクレイの曽祖父、クレイ・ジュダの冒険譚。書き下ろしを加え、ついに文庫化!
内容説明
これは、『フォーチュン・クエスト』シリーズの戦士クレイ・S・アンダーソンの曾祖父であり、勇者デュアン・サークとも共に戦った“伝説の青の聖騎士”―クレイ・ジュダ・アンダーソンの冒険譚。伝説の名剣シドを手にするきっかけとなった、悲しく痛ましい物語(「サラスの章」)、トラップの曽祖父でもある終生の友ランドとの出会い(「ランドの章」)、若き日の恋の思い出(「ミルダの章」)…単行本に収録されたこれら三つの章に加え、『新フォーチュン・クエスト』本編でも語られた、美しいエルフ・ロスマリノとの冒険のエピソード「ロスマリノの章」を書き下ろし収録。15年の時を経て蘇る、ファン待望の文庫版!!
著者等紹介
深沢美潮[フカザワミシオ]
武蔵野美術大学造形学部卒。小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
34
フォーチュン・クエストシリーズに出てくる戦士クレイ・S・アンダーソンの曾祖父で、勇者デュアン・サークとも共に戦った「伝説の青の聖騎士」クレイ・ジュダ・アンダーソンの冒険譚を描いた物語の文庫化+α。クレイ・ジュダが伝説の名剣シドを手に入れた切ないエピソードや、彼の終生の友・ランドとの出会い、彼の若き日の恋の思い出や美しいエルフ・ロスマリノとの冒険のエピソードなど、昔読んだシリーズのことも少し思い出したり、いろいろ確認したりしながら懐かしい思いで読みました。これ続巻も出る予定あるんですよね。期待していますよ。2017/07/18
まりも
30
フォーチュンクエストシリーズの戦士クレイ・S・アンダーソンの曾祖父<青の聖騎士>の冒険を描いた物語。フォーチュンクエストはしばらく読んでいないけど、滝沢さんの描くファンタジー作品ってやっぱり良いなぁ。15年前のハードカバー版の復刻となる今作ですが、殆ど内容覚えてない+書き下ろしもありという事でかなり楽しめました。中学時代に図書館で読んだのを思い出す。時に切なく、時に甘酸っぱく、そして雄々しい。そんな王道的な面白さに溢れた色褪せるの事のない素晴らしい冒険譚でした。フォーチュンクエスト読み返したくなってきた。2017/07/09
T
7
『フォーチュン・クエスト』シリーズの戦士クレイ・S・アンダーソンの曾祖父であり、勇者デュアン・サークとも共に戦った“伝説の青の聖騎士”クレイ・ジュダ・アンダーソンの冒険譚。『フォーチュン・クエスト』や『デュアンシリーズ』を知らず、その前日譚という認識もなく読みましたが、その状態でも十分楽しめました。2巻も楽しみです。それと同時に本作と関係が深い『フォーチュン・クエスト』や『デュアンシリーズ』も読んでみたくなりました。2021/05/04
HANA
7
フォーチュンクエストに出てくるサブキャラがメインの話。フォーチュンクエストは随分前に読んだっきりなので内容はほぼ忘れていたけれどこれはこれで楽しめる内容で良かった。なんだかんだやっぱりカッコイイ。次も楽しみ。2017/08/07
真白優樹
7
伝説的な大作ファンタジー、そんな世界の中で伝説として語られる聖騎士の、冒険の物語。―――伝説として伝わる、彼の素顔とは。何故自分、あのシリーズ読んでなかったのか。それが至極残念である。そう言いたくなる程に、王道的な要素を完備し熱さと面白さに満ちたこの物語は、原作のシリーズを読んでおられる読者様であれば相当楽しめるのではないだろうか。伝説と呼ばれ尊敬される彼も人間であり、素顔を紐解いてみるとどこか親しみのある、人間味に溢れた人物なのである。そんな彼はこれから、どのように伝説になるのか。 次巻も楽しみである。2017/07/10