内容説明
「ねえ、秘密のアプリって知ってる?」いつものように教室の片隅にいると、楽しそうな女子たちの噂話が聞こえてきた。“過去を自由に変えられる”という夢のようなアプリ。みんな噂話だとわかっているけど「あったらどうする?」と話題が絶えない。もし僕だったらどんな過去を変えるだろう?きっと「僕を『普通』の人間にして下さい」こう願うかな…。次の日、いつものように登校すると―友人の三宮春乃が消えてしまっていた。何故だかみんな春乃のことを憶えてないようだ。まるで元からいなかったみたいに。「誰かが“アプリ”を使って、この世から春乃が存在した過去を消した?」―秘密のアプリは夢なんか与えない。その日から噂は現実となり、僕たちの『普通』は壊れていった。II Vクリエイターアワード小説部門“最優秀賞”受賞作。
著者等紹介
三輪・キャナウェイ[ミワキャナウェイ]
2000年生まれ。2021年『真っ白い殺人鬼』で「第3回II Vクリエイターアワード」の最優秀賞を受賞し、同作品でデビュー。人間の心の暗部、内に秘めた情念や苦悩を感性豊かな筆致で描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- ちんぽうがき
-
- 電子書籍
- シシリアとジューシーな侯爵さま 第9話…



