出版社内容情報
「叶う願いが願いなものか」
--斜線堂有紀が描く「カミ」と青年達の幻想奇譚、開幕。
「カミ」と呼ばれる存在へ「覡(げき)」という神職が舞や音曲を奉納することで地域の平安や願いを承認される世界。覡は各國の「舞奏社(まいかなずのやしろ)」に所属し、舞奏(まいかなず)を行う。社に所属し覡になれるのは、特殊な痣――化身(けしん)と実力の伴った人間のみ。
「いつも同じ悪夢を見る」。名探偵・皋所縁に解決不可能な事件はない。たとえ起きた悲劇の後始末しか出来ないとしても、自分のやっていることには意味がある。なによりも人間の可能性を信じている。その思いが、彼を動かしていた。しかし、皋所縁はとある事件をきっかけに探偵を辞めた。(「線上の十三階段」)他、全6話を収録。奇縁・約束・代償――。これは6人の覡がそれぞれの“宿命”と出会い、対峙するまでの物語。
「神神化身」IIVレーベルより刊行!
内容説明
名探偵・皋所縁に解決不可能な事件はない。たとえ起きた悲劇の後始末しか出来ないとしても、自分のやっていることには意味がある。なによりも人間の可能性を信じている。その思いが、彼を動かしていた。しかし、皋所縁はとある事件をきっかけに探偵を辞めた。(「線上の十三階段」)他、全6話を収録。奇縁・約束・代償―。これは6人の青年がそれぞれの“宿命”と出会い、対峙するまでの物語。
著者等紹介
斜線堂有紀[シャセンドウユウキ]
小説家。2017年に『キネマ探偵カレイドミステリー』(メディアワークス文庫)でデビュー。ミステリ的な仕掛けを駆使し切実な情感と関係性を描く作品を繰り出し、新進気鋭の作家として注目を浴びている。2020年『楽園とは探偵の不在なり』(早川書房)を上梓し、『ミステリが読みたい!2021年版』国内篇で2位を獲得するなど高い評価を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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