出版社内容情報
Unixの暗黙知を明文化!
本書はUnixの大御所の一人であるEric S. Raymondが書き下ろしたUnixプログラミングの入門書です。
しかし、プログラミングの入門書といっても、本書にはほとんどソースコードが出てこないですし、APIを用いたプログラミングの説明もありません。では、いったい本書には何が書かれているのでしょうか?
本書には、Unixの専門家なら当然のように知っているが、明文化されてこなかった暗黙知が記されています。Unixのグルが弟子に口頭で伝えてきた知識が、はじめて本の形にまとめられたのです。
本書を読むことで、Unixというオペレーティングシステムの背後にある思想、Unix的プログラミングの考え方が理解できるでしょう。
著者は、本書のことを「how-to本」ではなく「why-to本」だと述べています。ぜひ、Unixの「なぜそうするのか?」「なぜそうなっているのか?」を理解してしていただきたいと思います。
内容説明
Unixコミュニティが培ってきた文化・伝統・技を受け継ごう!
目次
序章
第1部 コンテキスト(思想:大切なのは思想だ;歴史:2つの文化の物語 ほか)
第2部 設計(モジュール化:簡潔に、単純に;テキスト形式:優れたプロトコルが優れた実践を生む ほか)
第3部 実装(言語:CすべきかCせざるべきか?;ツール:開発の戦略 ほか)
第4部 コミュニティ(移植性:ソフトウェアの移植性と標準の維持;ドキュメント:Web中心の世界でコードの説明をする ほか)
付録