ちくま新書<br> 英語の思考法―話すための文法・文化レッスン

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ちくま新書
英語の思考法―話すための文法・文化レッスン

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480074102
  • NDC分類 837.8
  • Cコード C0282

出版社内容情報

いくら勉強しても自然な英語が喋れないのはなぜ?  「独立」「つながり」「対等」の3つをキーワードに、日本語にはない英語独特の「考え方」を徹底解説。

内容説明

学校、ビジネス、英会話―こんなに勉強しているのに、いつまでたっても自然な英語がしゃべれないのはなぜ?それは日本語にはない英語コミュニケーション独特の「考え方」を理解していないから!「独立」「つながり」「対等」という三つの核心をキーワードに、様々なシチュエーションでの会話やマナーを豊富な具体例とともに徹底解説。英語をマスターするにはまずは思考から!テレビ・ラジオなどで人気の著者が上達への道を伝授する。

目次

序章 英語の核心
第1章 英語は「独立」志向である
第2章 英語は「つながり」を好む
第3章 英語にも「タテマエ」はある
第4章 英語の世界は奥深い“応用編”
第5章 英語を使ってみる“実践編”

著者等紹介

井上逸兵[イノウエイッペイ]
1961年、石川県金沢市出身。慶應義塾大学文学部教授。慶應義塾中等部部長(校長)。専門は社会言語学、英語学。博士(文学)。インターFM「バラカン・モーニング」、NHK Eテレ「おもてなしの基礎英語」などでの解説が好評を博す。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

南北

45
英語でコミュニケーションを行う際に英語には英語の「タテマエ」があることを理解する必要があると著者は説く。この「タテマエ」を「独立」「つながり」「対等」という切り口で明らかにしているのが興味深く感じた。たとえばI know the feeling.(わかるわー、それ)をI know your feeling.というと相手の「独立」を侵害しているため、気持ち悪い表現になるなどいろいろと参考になった。和訳に「心の声」がついていてどういう気持ちで表現しようとしているのかがわかるのも良い点だと思う。2022/06/14

Nobu A

16
井上逸兵著書初読。タイトルから異文化コミュニケーション論を語るのかと思いきや、どちらかと言えば、実用的な英語表現集に逐一筆者の考察と言うより解説を付けたもの。日本語でも多様な社会層や意図によって表現の仕方が無数にあるのと同じように、英語も当然様々な言い方がある。復習として、または表現を増やしたい学習者には役に立つ。「youの圧力」と「自分を責めない」の視点は興味深い。他方、「相手の名前を忘れたら」はWhat was your name again?と言う簡潔で自然な表現も加えて欲しい。流し読み読了。2022/06/21

ドラマチックガス

10
日本人にはわかりづらい英語のルールを、「独立」「つながり」「対等」という3つのキーワードで読み解く。「その英語、ネイティブにはこう聞こえます」みたいな本が氾濫しており、「そんな細かいこと言うから日本人は英語ができるようにならないんだ!!」とか思っていたけれど、その理由を丁寧にコミカルに、納得できる形で説明してくれていた。問題:寒い日に相手が半袖を着ていたとき、「寒くない?」を英語でなんといえばいいか。答:何も言わない。寒いかどうかは本人の問題でそこに踏み込むべきではないから。は素晴らしい例示だと思う。2021/10/06

よしよしニャンコ

9
言語のルールにはその国の人々の暗黙の共通認識が結集されているということがわかった。英米人のコミュニケーション上の「タテマエ」は、「独立・個の尊重」と「つながり意識」という一見矛盾する感覚をバランスよく保つこと。相手の心や脳内の領域にはタッチしない、それでいて「私たちは仲間」というニュアンスを出す表現に溢れている。そして上下関係が出来上がるような表現は避ける。精度の高い翻訳ソフトが出てくる中で英語を勉強する意味があるのかと疑問に思っていたが、そうした暗黙の共通認識を知らないと地雷を踏むことになると思うと→2023/09/02

Yuki2018

8
これは面白い。言語の発想には、文化的な背景が絡んでおり、英語の場合はアングロサクソンの建前である「個人の独立」「つながり」「対等」の3つがベースになる。例えば、日本語の「やめろよ」が、Don't do that.ではなく「I wouldn't do that.(自分ならやらない)」となるのは、相手に屈しない一方で他人の領域にも踏み込まないと言う、文化的建前によるものだ、とのこと。そのような事例が豊富に示されている。日本で英語を勉強し、ある程度できるようになった人が、一段上を目指すための一冊としてお勧め。2021/10/16

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