点と魂と―スイートスポットを探して

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  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048929394
  • NDC分類 763.2

内容説明

日本を代表するピアニスト・小山実稚恵が12人のプロフェッショナルとの対談から得たたくさんの学びや貴重な発見を綴る。点(スイートスポット)を使いこなすことは、人生の芯をとらえること。その理想を追い求める魂こそ、一流の証なのだ。

目次

第1章 雪と氷とピアノ
第2章 「好き」が自分を動かす
第3章 心とからだの脱力
第4章 からだを意識して、軸を極める
第5章 12年のピアノとの旅
終章―想いを傾ける

著者紹介

小山実稚恵[コヤマミチエ]
人気・実力ともに日本を代表するピアニスト。チャイコフスキー国際コンクール、ショパン国際ピアノコンクールの二大コンクールに入賞以来、常に第一線で活躍し続けている。2006年~2017年までの全国6都市における“12年間・24回リサイタル・シリーズ”は、楽壇史上に残る金字塔。2005年度文化庁芸術祭大賞、2013年度東燃ゼネラル音楽賞ならびにレコード・アカデミー賞、2015年度文化庁芸術祭優秀賞ならびに第28回ミュージック・ペンクラブ音楽賞、2016年度芸術選奨文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

プロフェッショナルには共通の“魂”がある点(スイートスポット)を使いこなすことは、人生の芯をとらえること。その理想を追い求める魂こそ、一流の証なのだ。
日本を代表するピアニストである小山実稚恵が、雑誌「音楽の友(音楽之友社)」で2年間に渡り連載した対談をもとに新たに書き起こしたエッセイ。
12人のプロフェッショナルとの対談から得た、たくさんの学びや貴重な発見を綴る。
■集録対談者(敬称略)
原田雅彦/荻原健司/岡崎朋美/高橋尚子/大竹しのぶ/野村萬斎/工藤公康/奥野史子/羽生善治/小林寛道/熊川哲也/山崎直子

序章

第1章 雪と氷とピアノ
  身近だった雪と氷
  「点をつかまえて」飛ぶ
  ピアノの音も天候で変わる
  悪天候のせいにせず、あきらめる
  舞台を支えるワックスマンと調律師
  世界一のリンクにする
  スケート靴は素足で履く
  「未知のスピード感」を求めて

第2章 「好き」が自分を動かす
  ピアノに魅せられて
  きつい練習のあとに、また走る
  オリンピックでは靴を50足用意
  「好き」が強さの原点
  気持ちだから、声は枯れない
  いつもゼロからはじめる
  すり足で動く「ゴジラ」
  狂言をやる意味とは
  “額縁”のなかの空間を埋める

第3章 心とからだの脱力
  ピアノに腕力は必要ない
  脱力できれば、いい投手になれる
  ボールを持つようにコップをつかむ
  自分のからだに敏感になる
  脱力と浮力
  日に10時間も水中に
  良い緊張と悪い緊張
  脱力して、集中する
  将棋とコンチェルトの相似
  『クロイツェル・ソナタ』のように演じる

第4章 からだを意識して、軸を究める
  スポーツに熱中した高校時代
  名人はからだの深いところを使う
  動物の動きとピアノ演奏の関連
  「馬」と「豹」を使い分ける
  タッチしたあとも気を抜かない
  美しい歩き方はショパンにつながる
  落ち着きのない子は動きが速い
  年齢を重ねるということ
  宇宙へのロマン
  人間の五感はどう変わる?
  宇宙にはバッハが合う
  地球の美しさは、命の尊さ

第5章 12年のピアノとの旅
  ピアノで旅をする「音の旅」12年間24回のリサイタル・シリーズ
  企画者と演奏者
  「12」と「24」
  旅は回帰する
  人生を変えた東日本大震災
  目が覚めた、ひと言
  子どもたちの強さ
  『夢ひろば』始動
  『ボレロ』のリズムに乗って

終章 ――想いを傾ける

小山実稚恵 年譜


小山 実稚恵[コヤマ ミチエ]
人気・実力ともに日本を代表するピアニスト。チャイコフスキー、ショパンの二大国際コンクールに入賞した唯一の日本人。2006年から全国6都市にて行われている“12年間・24回リサイタル・シリーズ”が、2017年にいよいよ12年目を迎える。2015年夏より被災地活動の一環として自ら企画立案したプロジェクトが、仙台においてスタート。CDはソニーよりリリースしており、2017年5月には、30枚目の『バッハ:ゴルトベルク変奏曲』をリリース。2016年度芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。

梶山 寿子[カジヤマ スミコ]