電撃文庫 テイルズ オブ ベルセリア〈下〉

山本 カズヨシ【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2017/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 290p／高さ 15cm
• 商品コード 9784048928434
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

ライフィセットの視点で綴るもう１つの“ベルセリア”、感動の完結編!!ライフィセットはベルベットたちとの旅の中で、
人間や聖隷、業魔が持っている、さまざまな思いを知る。
自分は何者で、何がしたいのか、
弟の仇を討つために戦い続けるベルベットのために
何ができるのか……。
その答えを導き出すために、少年は歩みを進めていく！

大人気RPG『テイルズ オブ ベルセリア』の物語を、
聖隷ライフィセットの視点から描く公式ノベライズ、感動の完結！

バンダイナムコエンターテインメント［バンダイナムコエンターテインメント］

山本カズヨシ［ヤマモトカズヨシ］

内容説明

ライフィセットとベルベットは、新たに対魔士のエレノアを仲間に加え、導師アルトリウスを討つための旅を続けていく。その中でベルベットは、自身が成そうとしている復讐の真実を知り、絶望に打ちひしがれてしまう…。それでも自分はベルベットの助けになりたい―！長き旅路の果てに、ライフィセット自身が導き出した“理”は世界に何をもたらすのか！？大人気ＲＰＧ『テイルズオブベルセリア』の物語を、ライフィセットの視点で描いた感動巨編、堂々の完結！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[紅羽]

下巻。エレノア加入直後からエンディングまでが収録されています。ただ、一つ一つのエピソードの余韻に浸る暇もなく駆け足で進んでいく為、どのエピソードも凄く良いものばかりなのに薄く感じてしまいます。そこはゲームで確かめてという事ですかね。そういえばこの作品の本質って何なんでしょう。自分が信じた正義は必ずしも他人にとっても同じだと限らない。という事なんですかね。ラストのスレイとマオテラスの会話にじんわりしました。

2017/11/01

[ゆう]

下巻。やはり大幅にカットされてるような感じ。途中はやってないのでわからないけど、ここにきてようやく、ゼスティリアクロスと繋がった感じがした。アニメであぁ、ここが、こうか、みたいな感じが、ありました。本だけじゃやはりわかりにくい

2017/05/12

[真尋]

上巻同様に原作になぞった展開でライフィセット視点感がラストくらいしか出ていないノベライズ。ゲームで見られるイベントばかりだし展開も早いのでダイジェスト版になっただけのような。戦闘も技名が並んだ文章はゲーム画面を知らない人にとって臨場感低そう。ただシグレ戦はサシ勝負になっているのは良かった。それも4ページで終わる短さなんだけど。

2018/09/18

[とらえもん]

とりあえずライフィセット可愛い。だが...シルバも同じくらい可愛い。二人の絡みをもっと見たかった。

2022/07/30

[Theodore]

微妙。やっぱり主人公を変えてしまった罪は大きい。外伝やスピンオフならともかく、本編ノベライズで主役を変えるのは至難の業。視点が変わるのでどうしてもその変更点を盛り込まないといかんのだが、そこを書ききるには文庫2冊じゃページが足りないという…。そのせいでシアリーズ関連を始め、原作主人公ベルベット関連の大事なイベントが抜けてしまっているので、未プレイ者から見るとベルベットが「お姉ちゃんを完全無視して弟のことだけ見てるダメ女」にしか思えない…。この点はやっぱりノベライズとして致命的なんじゃないかな。

2021/08/28