電撃文庫<br> 花屋敷澄花の聖地巡礼

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電撃文庫
花屋敷澄花の聖地巡礼

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048917452
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

行人がクラスメイトの夏奈からお願いされたのは、花屋敷澄花という女の子のお見舞いだった。だが部屋に入ってみると、そこは東京の街が広がっていて―。澄花の趣味はアニメやマンガなどの聖地を巡礼すること。ずっと引きこもり中の彼女は、ネットのストリートビューやAR技術を駆使して聖地を訪れた気になっていた。いつか自分の聖地巡礼サイトをいっぱいにするという野望を持ってはいるものの、部屋&こたつからまったく出てこない澄花。そんな彼女の聖地を求め、行人は一肌脱ぐことにするのだが―。彼女の秘密の聖地を辿る旅、開幕!

著者等紹介

五十嵐雄策[イガラシユウサク]
ライトノベル作家。第4回電撃hp短編小説賞最優秀賞を受賞し、『乃木坂春香の秘密』で文庫デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中性色

22
「乃木坂春香の秘密」は好きで、でも「小春原日和の育成日記」は焼き直し感が強くてちょっと……と思ってたところにこの作品。個人的には小春原以上乃木坂以下ぐらいかなぁ。まず、三人称で書いているんだろうけど文章の書き方が一人称時代とほぼ同じせいでどっちで書いているんだかわかりづらいのが……。逆に、スケジュール紹介のときのイラストの差し込み方(これは絵師の領分だろうけど)はすごくいいと思ったな。ガイドブックの側面も持たせながら作ったとのことで、あえて全て実名を使っているのはすごいのか遊んでるのかどっちだ。2015/02/10

リプトン

15
文章はテンポよくて読みやすかったです。ただ、7年間も引きこもって外が怖いというわりには簡単に外に出たなあと思うのは野暮なんでしょうかね。全体的に軽い感じなのでそこで変に重くならないようにするためでしょうがご都合主義といわれても仕方ないなと思います。主人公とヒロインの掛け合いやイチャラブっぷりはそれなりに楽しめましたが、そこにいたるまでの掘り下げがもっと欲しかったです。そして、肝心の聖地巡礼のシーンがただ説明してるだけになっているし、そこに比重を置き過ぎてバランスが悪かったかな。イラストは可愛かったです。2013/06/23

王蠱

13
なんというか文章そのものも展開も「軽い」というのが第一印象。決して悪い軽さではないし無駄に重い話持ってこられるよか個人的にも好みなのだがどうしても「あっさりしすぎてないかい?」みたいに感じられるところもちらほらと・・・内容的にも聖地巡礼テーマにしたってそこに比重置き過ぎな気もするし小説よか観光ガイド読んでるような気分になったりw澄花のツンデレに関してはツン自体が優しめで、なおかつそれを行人がしっかり受け止めてるから不快感は皆無。続巻出るならテーマとそれ以外の部分のバランス調整しなおした方がいいかも2013/06/12

tartarous

10
この1冊を読んで、聖地巡礼に行ってみたいと思う読者はいるのか? というかそもそも作者は聖地巡礼が好きなのか?本気で聖地巡礼や舞台探訪をやったことあるのか?の小説を読むくらいなら、数多ある聖地巡礼ブログを読んだ方が100万倍くらい楽しいです。2013/06/08

佐島

9
すごいよかった!聖地巡礼の雰囲気がすごく出ていて、実際に作中に出てくる聖地にいきたくなりました。続きがあったら読みたいです。2013/06/09

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