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内容説明
西暦二〇九五年十二月。雫との『交換留学生』として、USNA(北アメリカ大陸合衆国)からリーナが魔法科高校にやってきた。達也は、彼女が大規模破壊兵器に匹敵する戦略級魔法師「十三使徒」の一人であることを瞬時に見抜く。そして、同じ時期に東京で発生した『吸血鬼』事件―魔法師の血液を抜き取る連続傷害事件との関わりを探るのだった。『吸血鬼』事件の全容は次第に明らかになりつつあった。達也のヒントと幹比古の古式魔法によって、『吸血鬼』の正体が『パラサイト』と呼ばれる『魔性』であることを突き止める。しかし、別次元から意図せずに招かれたその『来訪者』は、ついに魔法科高校に襲来する。その『吸血鬼』の正体(宿主)は、意外な人物で―!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いーたん
86
ほのか、かわいいよ。ピクシーの暴露はちょっと気の毒だったけど、俺的にはほのかはアリだな。 来訪者編はまだ決着ついてないのですが、やはり司波兄妹は最強なんだなーと。そして、一言で表すなら、『さすがです。お兄様。』まさにこの作品の根幹ですね。2015/05/12
シータ
60
前回の続きで「来訪者編」中巻。リーナはやっぱり達也に好意を抱き始めてしまったか。基本ポンコツ可愛いけど、最後はビシッと本職でカッコよく見せてきたな。そして今回リーナだけではなく、ホームヘルパーのロボットに憑依したパラサイト(ほのかの思念波)にまで好意を抱かれるお兄様。さすおに!ピクシーとのやりとりのほのかが悶えててすごい可愛かったけど、ちょっとかわいそうだったなw あと日常パートではバレンタインデーのイベントがあって、真由美の黒い物体(手作りチョコ)は、さすがのお兄様でもかなり堪えたんだろうなw2017/05/13
Yobata
56
交換留学生リーナが来日したと同時に東京で発生した「吸血鬼」事件。スターズ,十師族,エリカ達と三つ巴で捜索,牽制し合いながら吸血鬼を探って行く中で、幹比古の吉田家の知識や雫からもたらされた情報によって、別次元から来た寄生情報生命体“パラサイト”だと判明する。するとパラサイトが一高に侵入して来て…。来訪者編中巻。対吸血鬼&バレンタイン回。戦闘場面と日常場面のギャップが激し過ぎるw吸血鬼の正体は、余剰次元理論に基づくマイクロブラックホール生成・蒸発実験から呼び出してしまったデーモン。やっぱ設定は小難しいが→2013/08/27
ほーりえ
39
上中下の中という事もあって(?)、バレンタイン等、割と軽めな感じでした。この手の真面目一直線なシリーズでたまに挟まれる小休止的イベントは割と好きです。なかなか続きが気になる終わり方でしたし、次巻は初年度の部最終巻。凄く楽しみです。2013/09/15
Jam
39
吸血鬼の正体が少しずつ見えてきた。ブラックホール云々の話はよくわからなかったが、余剰次元からエネルギー供給されているというのは納得。ポンコツ美少女リーナはエミリアっぽい(チョコを渡すことに逡巡するところとか)。達也が情報次元の的に想念弾を当てたり、監視衛星に気づいたり、SUGEE。次巻で来訪者編が完結するようだが、ピクシーさんは残ってほしい。七賢人ってワードが出てきたが、これは一枚噛んでいるのかどうかも気になる。初年度終了したら七草先輩の出番が減りそうで心配。2013/06/09