- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
内容説明
恵美がエンテ・イスラの実家へ帰省すると言い出した。心配する千穂、羽を伸ばす芦屋。一方魔王は、マグロナルドの新業態のため、免許取得を目指していた。しかし、戻るはずの予定日を過ぎても、恵美は東京に帰ってこなかった。動揺しつつも平常心を保とうとする魔王は、連絡を取る方法を探す鈴乃を後目に、試験を受けるため東京・府中の運転免許試験場へと向かう。道中、魔王はバスで謎の二人組と出会い…?その頃、千穂の通う高校でも問題が勃発していた。勇者不在の中、果たして笹塚の平和は守られるのか!?緊迫のシリーズ第8弾。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほーりえ
52
はたらかない魔王さま。いよいよストーリーが本格化してきて、ファンタジー色が強くなってきたなあという印象。労働シーンも好きだったけど、これはこれで面白いので良し。展開的に次巻も、はたらかない魔王さまになりそうだな~。2013/11/14
Yobata
52
受けから攻めに変えるため、恵美はエンテ・イスラの実家に帰る事に。真奥はその間、原付免許を取ろうとしていたが、帰省を約束した日付を二週間過ぎても恵美は帰って来ない。心配を隠せない千穂,鈴乃,そして真奥。そんな中、千穂の学校を中心に嵐が、真奥の前には謎の親娘が…。今回は勇者不在。アムス・ラムスの妹にして姉より成長してるイェソドの欠片から産まれた新たな少女、アシエス・アーラが登場。テンションMAX元気っ娘、いいじゃないw今回、一流ニートのルシフェル超頑張ってたしwかっこよくすら見えたwそれにしてもこのラノべは→2013/04/09
水無月冬弥
43
和ヶ原聡司先生(@wagahara211)の #ラノベ。まさか、ここまで怒涛の展開になるとは。謎が謎をよび、伏線を回収しても更に謎が増えていく中、真正魔王軍もピンチに。なんとか逆転したけど、やっぱりマンパワーは重要ですね。しかし、聖剣ってまぢチートな能力だったんですね2013/04/14
へくとぱすかる
39
7巻が日常的だったのは、嵐の前の静けさだったのか。8巻の緊急事態は、いつになく悪い予感に満ちていた。真奧がバイク免許を取得できるかどうかの話は、今思えば嵐の現場にやってくるのに時間がかかるという設定の、理由づけだった気がする。オルバに扇動されているとはいうものの、これでは天使が悪魔的所業を平気でやっているようなもの。ここまで読めば当然ながら、本当は魔王であるはずの真奧の方に正義があるとしか思えない。千穂に迫る危機、そして芦屋と恵美を真奧は救えるのか。というところで終わるので、続く9巻を読むしかない。2022/07/10
SPICA
39
再読。日常成分ほとんどなしのシリアス回。エンテ・イスラに里帰りしたまま音信不通になった恵美、そんな中で日本で起こる数々の事件。アシエス・アーラやノルドの登場、天使たちの動き、リヴィクォッコ襲来など、ここから話を大きく動かすための準備巻という感じでした。見所は学校でのバトル。もはや漆原が働いてるのが珍しくなくなってきてますね。貞夫の登場シーンが絶妙すぎる。日常パートが好きで読んでるシリーズですが、シリアスパートでもいよいよ物語の核心部分に近づいてきて面白くなってきてます。あと梨香が不憫。2014/12/21