電撃文庫 青春ラリアット！！〈５〉

蝉川 タカマル【著】

アスキー・メディアワークス（2013/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 280p／高さ 15cm
• 商品コード 9784048913416
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

学校統一に燃える転校生ヤンキー。壮大なる勘違いから、月島四天王をぶっ倒して天下を取ると息巻くのだった。なぜか四天王の一人であることに気付かれず、ヤンキーの舎弟とされてしまった宮本。宮本の案内の下、ヤンキー君の四天王へのどうしようもない挑戦が始まるのだが。黒木のプレッシャーに負け、合コンをセッティングすることになった宮本。そのメンバーに月島を加えたことが仇となり、長瀬の逆鱗に触れてしまう。相手をすり替えられ、しまいには乱入した長瀬により、楽しい合コンがサバトと化し―。

著者等紹介

蝉川タカマル［セミカワタカマル］
東京都出身。『青春ラリアット！！』で第１７回電撃小説大賞“金賞”受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[さばかん]

青春ラリアット!!第5巻！　特別編という名の短編集だｺﾉﾔﾛｰ!!　　　　　 この安定の良質な面白さ。　青春の冠にふさわしいお話。　　　　 ただ……短編集でも都子ちゃんは出てきませんでしたね……。　　　　 本編の動向も気になるところです。次巻の速やかな出版が切望されます。

2013/02/14

[カッコー]

短編集。「四天王は四人いる」月島、黒木、長瀬とそれぞれ恐ろしくバカの集まりだと言えるが、それに併走している宮本も常人ではないと。　「はるがきた！」晴と長瀬のコンビは肉体・精神的にある意味最強コンビだろう。長瀬は疲れるだろうけど。まっすぐ天然バカを好きになったり、好かれたり。　「ワンナイト・カーニバル」この作品らしいテンション高くてバカで面白い話。妖怪大戦争すげぇキャラの濃さ。　「GUYS」月島のまっすぐバカさがプラスに働いたパターン。鉄人とばあちゃんの愛の深さにグッときた。トータル最高に面白かった！

2013/09/11

[ごぅ。]

レッツゴーバカ！！それぞれのキャラの良さが四天王編で改めて実感。。。晴さんがもう少しゴツいイメージだったのだけどめっちゃかわいいやないですか。。。合コンだと、、、ざまぁ～、、長瀬さんその衣装にサングラスは怪しすぎます。。。湿っぽい展開も一気に爽やかバカに、、それがいいんだぜ、コノヤロー！

2013/06/30

[あなほりふくろう]

4巻ラストで宮本、長瀬の関係に変化が！？と思わせておいての短編集。ちょっと肩透かしをくらった感もあるが、それにしても相変わらずテンション高いなオイｗ 「四天王～」この輝いてる黒木はカラーで見たかったｗ それと「慈悲」ってなんだ慈悲ってｗｗｗ 「はるがきた」晴の猫可愛がりは、ウサギや長瀬じゃなくてもストレスで死んでしまうと思う...「GUYS」人情ものに心温まるだけでなく、月島、宮本のいい友人関係が読んでいて羨ましく思う。p234挿絵の表情がいいなあ。

2013/02/18

[眼鏡のおっさん]

ずいぶんと長い間積読してしまった。キャラは活かしきっていると思うのだが、月島というハイスペックマシーンを使いこなすには、普通の現代日本高校生生活っていうのはあまりにも枠が小さすぎるんではないだろうか。というか、彼らを異世界にでも放り込んだら良かろう。次があるなら、そろそろ都子と宮本の話が読みたいかな……。

2015/04/15