- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
内容説明
自身の目の色を自在に変える、ただそれだけの偽りの力『リペイント』で、偽りの『王』を演じた五十川石竜子。彼は、カルト宗教教祖の少女・シラサギを打倒するため、同じくカルト宗教団体で教祖が不在となった『ニュートラル友の会』の制覇に乗り出した。カワセミから受け継いだ白装束を纏い、新教祖を名乗って布教に励むトカゲ。そんな彼の前に、復讐対象であるシラサギがやってくる。彼女の目的は、トカゲとのデート!?一方、もう一人の復讐者・殺し屋ナメクジは猪狩友梨乃との奇妙な付き合いに辟易していた。他人の考えを読む友梨乃に苛立ちを覚え、限界を感じていたそのとき、『最強の殺し屋』の一人、ミミズが襲来する。強大な超能力を駆使してナメクジを追い詰めるミミズ。能力を持たないナメクジは、懸命に逃げようとするが、その先にデート中の少年少女がいて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
18
ついに教祖様の階段をのぼり始めた石竜子。そこになんとシラサギが現れ何故かデートすることに?一方ナメクジはトンボとの激闘の末辛くも勝利したのも束の間、次はミミズに狙われることに。巣鴨は成美と行動を共にしていたが、成美が能力に覚醒し…という今回。ミミズの能力って実際目で見てみると超キモいんだろうねw段々ラスボスがシラサギじゃなくて辰野浅香になって来てる気もするが。成美の行く末が一番心配だ。巣鴨の心の中を覗くなんてどんな拷問だよw海亀の活躍がなかったな…ヘイ、ラッシャイ!次巻での活躍に期待してます。2012/11/09
なめねこ
15
巻が進むごとに面白くなるな!!!!ミミズの能力そんなに強くなくね?って思ってたらそんな使い方もできるのかよ!こりゃ強いわけだ。カラーの白ヤギさんうつくしすぎ。でも、その上をいくのは「ヘイラッシャイ」の海亀産太郎だろ。マイマイはほんと人じゃなくなってきたね。最後に、さらにありえない奇跡がその身に起こるし。鹿川成美は姉と同じ能力が発現してどうなるかと思ったけど、酷い仕打ちだな。一号という新たな能力者、死んだと思っていたが生きていたトンボ、トカゲの前に現れた猪狩友梨乃。これからさらに続きが楽しみだ。2012/11/11
謡遥
14
単にシラサギが敵ではなくなった。無駄に悟ってる。しかし、鹿川成美はこれからどうなるのやら。それと、『一号』の行く末だったり。誰が誰だか分かんなくなってくるぜ。2012/11/10
さばかん
13
微妙すぎる。面白いとは言えない。 ブリキ氏の絵だけが素晴らしい。 まだ全然何がしたいのかが見えてこない。 王道的なバトルを書きたかったのは分かるけど、構想が甘い気がしてならない。 今回はちょっと面白くなりそうな情報が出てきたから、続きがどうなるか楽しみではあるけど、肩透かしを喰らう可能性は高い。 この物語はどこにどのようにどうやって着地するのか、しっかりと完結すれば、評価も変わるかもしれない。 あ、あと成実に手を出したのもいただけない。クズはクズ共だけでじゃれ合ってろよ。善良な一般市民を巻き込むな。2012/11/14
シュエパイ
11
シラサギの喰えなさぶりが、難易度高そうだなぁ。互いにしょぼい能力しかナイのに、どう考えてもラスボスなんだなぁ。傷つけられて殺されかけてボロボロになったナメクジさんの胎動が、どう羽ばたくのかなぁ・・・。(でもアッサリ殺したりするからな、入間さん)2012/12/08