完全解説 共通番号制度―マイナンバー法の真実、プライバシー保護は大丈夫か?

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784048866149
  • NDC分類 317.6
  • Cコード C3034

内容説明

マイナンバー、国民ID制度、身元証明書制度。「社会保障・税一体改革」の柱の一つ「共通番号制度」の解決策がわかる。

目次

第1章 「共通番号制度」の概要と、その問題点(「共通番号制度」の歴史;「共通番号制度(大綱)」の内容
「共通番号制度」で実現するといわれている内容
「共通番号制度」の問題点
「共通番号制度」でそもそも実現したかった内容)
第2章 「共通番号制度」の解決策を論ずる前に知っておきたいこと―その1・ID社会の動向(民間企業でのIDビジネスの最新動向;ID関連技術の動向;海外のID社会の最新動向;将来のID社会)
第3章 「共通番号制度」の解決策を論ずる前に知っておきたいこと―その2・ID社会の本質(プライバシー保護、個人情報保護、セキュリティ確保とは;本人確認とは―身元確認、当人確認、真正性の確保、属性情報取得;電子証明書とは(電子署名、サーバー証明書、クライアント証明書)
IDと番号とは
印鑑の使い分けと、IDの使い分けとは)
第4章 日本のID社会はこうあるべき―「共通番号制度」の解決策(「共通番号制度」の問題、解決策の提案;「身元証明書制度」のあるべき姿―便利な身元証明書社会の実現;「国民ID制度」のあるべき姿(便利な電子政府の実現)
「社会保障・税番号制度」のあるべき姿(社会保障・税の効率化社会の実現)
三つの制度を掛け合わせることで解決する内容
解決策のまとめ)

著者等紹介

八木晃二[ヤギコウジ]
DIソリューション事業部長。1986年野村総合研究所(NRI)入社。証券システム本部、情報技術本部、システムコンサルティング部、ITマネジメントコンサルティング部に所属し、企業システムインフラに関するコンサルティングおよびソリューション開発に従事する。ITソリューションコンサルティング部部長を経て、野村総合研究所の米国現地法人であるNRIパシフィックの社長に就任し、米国の先端技術調査活動を実施する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

1
4月に古川元久国家戦略担当大臣に質問したところ、2015年1月のカード交付は拙速ではない、との回答であった。しかし、本著ではプライバシー保護の問題など、問題の多い制度とわかる。便利になるになることはわかるが、便利になるということは新たにコストがかかり、税金の無駄にもなりかねない。社会保障と税の一体改革と日程的にリンクしているとわかる。「おい、小池」で思い出すように、指名手配犯の摘発はしやすくなると思う。サイバーテロのような標的にされた場合、個人情報が漏えいしていく。こうした対策は後手後手では困る。2012/10/24

うぃっくす

0
知っとかなきゃねと思ってとりあえず一冊借りたけど2012年の本なので少し古かったかもしれない。この時に懸念されていたことが今は大分ましになってるっぽいのでよかった。概略はつかめたけどもう少しわかりやすくマスコミも政府も説明してくれないとただの個人情報だだ漏れシステムだとずっと思ってたよ。マイナンバー一個で全てがひもづく訳じゃないってことをもっと前にだして説明してほしい。2016/02/07

零戦隼人

0
マイナンバー制度に対する視点が少しわかった。2015/12/23

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