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内容説明
ラウルが凄腕冒険者であると壮大な勘違いをしたルネ。ルネはなんとかラウルを自分のものにできないかと画策する。そして思いついたのが、「ラウルをもっと高級宿屋に移転させる」作戦だった。その頃、フェアリーズ・インではラウルの宿賃滞納がミリーに発覚。うろたえたラウルはミリーの前で見栄を張ってしまう。もちろん、ラウルに払える甲斐性もなく、純粋に自分を信じてくれるミリーに進退窮まるのだった。そこに舞い込んできた宿屋移転の話。勘違いもあり、あっさり移転してしまうラウルにミリーは大ショック。ラウルの不在にミリーは心あらずになってしまい!?―。
著者等紹介
小河正岳[オガワマサタケ]
ライトノベル作家。1975年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中性色
11
というか、宿代の話どこいったんだよ。というかこれに限らず、その巻のなかで回収しないといけないような伏線だとかまでぶっ放しているのがなぁ。そして前からそうだけど、主人公のラウルがナチュナルハイならぬナチュラルクズなのがまた痛い。自分に降りてる状況だとか好きな女のためには危険でもついていくぐらいの状況でも動かないし。というか近影読んで初めて思ったのが、絵師がNEWGAMEの得能正太郎だということぐらい。個人的にはミリーが好み。2016/02/04
不自他
4
表紙が120点。これだけで買い。引き続きミリーさんが可愛い。内容は、主人公のせいで徹頭徹尾締まらない。善人ぶったクズをこの作品の主人公にしては欲しくなかったかな。クズい主人公なのだから、いっそコソ泥にでもすれば良かったのでは?それを改心させる展開の方が納得出来るし、読後感も良くなる。ヒロインと世界観を主人公が台無しにするという分かりやすい構図の作品だった。主人公の存在を消したリメイク版を所望。2017/06/20
真林
4
内容がページ数に合わせてより薄くなっている印象が。主人公覚醒か、と思いきやたぶんそういうことじゃないみたいだし…これは若干口絵詐欺な気がする。終盤の戦闘の流れも、主人公がひどすぎる。他のキャラは可愛いんだけど、もうフォローしきれてないかな。2012/07/25
kurenai_XXIV
4
なんでミリーを主役にしなかったんだろうなぁ…。お留守バンシー路線になるから避けたのか…。しかしミリーとエル以外がひどくてどうしようもない。エルの叱責も、作中でちょっと反省してたけどもっと言っていいよなw2012/04/14
bluets8
4
ミリーはべらぼうに可愛い。しかし、ラウルのクズっぷりは悪化。ルネは我儘が行き過ぎで不愉快。ストーリーは一切進展なしとミリー以外楽しむところがない。2012/04/13